2017.2.13 00:34

清水富美加事務所、『幸福の科学』の会見受け“反論”「事実と違う」

清水富美加事務所、『幸福の科学』の会見受け“反論”「事実と違う」

 女優、清水富美加(22)が宗教団体「幸福の科学」に出家し、芸能界の引退を発表したことを受け12日夜、所属事務所「レプロエンタテインメント」の代理人で顧問弁護士、山縣敦彦氏(37)と塩川泰子氏(35)が、東京都内の事務所で会見した。

 この日午後、団体側が会見したことを踏まえ、事務所の顧問弁護士2人が見解を示した。

 山縣氏によると、先月末に清水が信仰を告白。それに伴って出家し、今後の仕事はできないと申し出があった。今月頭から清水の代理人と協議を進めていたが、急に清水の代理人から体調不良を理由に、今後の仕事ができず、回復の見込みも立たないと連絡を受けたという。

 山縣氏は「信仰に関しては最大限尊重したいと考え、できるだけ仕事を減らしていき、新規の仕事は入れない方向で考えていた。理解を得られると思っていたが、本日、教団側があのような記者会見を行われたことを遺憾に思います」と不信感を示し、団体側で会見で主張したことについて「事実と違うことが多く含まれていると思う」と指摘した。

 清水の代理人は2月末での契約解除を申し入れているが、「5月20日まで契約が残っている。契約書上、1年のエクステンション(延長)ができる。本人のご意向を最大限尊重し、クライアントに迷惑をかけないよう仕事を減らしていってと考えていたので、2月末で終わるということは考えてない。決まっている仕事は最低限してほしい。(契約の)延長については2月頭に書面で通知済みです」と明かした。

 デビュー直後に1カ月睡眠時間3時間で無休でも月給が5万円だったと伝えられたが、山縣氏は「仕事量に見合う適切な報酬をお支払いしてきた」と強調。仕事に穴をあけたことから清水に対する損害賠償請求について「現段階では出ていない」とした上で、「話し合いが付かない場合はあり得る」と示唆した。

 また、団体側が「命の危険がある」として診断書2通を提示した件についても、「2通いただいている。ただ、どういった経緯で検査をされて、そういった診断がなされたのか、診断書が正しいものという前提で考えることができない。出家したいという理由で仕事ができないという主張が、一転して体調不良ということになったので、納得はできない。生命に危険が及ぶとも考えられない」と不信感を示した。

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