HTML5/CSS3モダンコーディング フロントエンドエンジニアが教える3つの本格レイアウト スタンダード・グリッド・シングルページレイアウトの作り方 (WEB Engineer’s Books)
- 作者: 吉田真麻
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2015/11/03
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
非常に良いです。とても身のある本でした。
対象は、初級者から中級者程度かな。入門書ではないです。
IE9以降の基本となる内容でした。
いつもはbootstrap使っちゃうエンジニア向けにもいいと思います。
最近はあまりhtml/css書かないので、知らないことが沢山あってとても楽しかったです。
例えば以下のようなお話。
rem と fotn-size: 62.5%;
html に font-size: 62.5%: を指定しており、その理由が 主要ブラウザのデフォルトフォントサイズが16pxであることから 10px相当にするために設定しているとのこと。 なるほど。
box-sizing: border-box;
width/heightの指定がpadding, borderを含めてしまうので
これを入れておくとより直感的に%指定ができる。
なにこれ、最高やん。
*, *::before, *::after { box-sizing: border-box; }
他にも
letter-spacing: 1px;、datetime、cssカウンタ、HTML5では「実体文字参照よりutf-8」推奨、 background-size: cover; など沢山学べました。
ただ、こういうのを自らバリバリ書けるようになるには、量が必要だなとも感じました(当たり前ですが)。
あと一人で書くときは、ざっくりしかデザインしませんが、細部にはこだわるなら各要素のサイズ決めとかモックとか大事だなとも(これも当たり前か)。