ちょっと前にKindle買いまして、Kindle。いまさらながら良いですね。今まであまり本を読まないタイプでしたが、それって不便だったからなんですよね。Kindle買ってからは手軽さがダンチガイなんでいろいろと読んでます。
それで、ブログ運営に役立つ本も読みたいなって思いまして、以前から悩んでいた記事を書くときの効率化ができる本を探してたんです。
いろんなブログさんで「イイよ!」って紹介されてる「新しい文章力の教室」を読んでみたんです。素晴らしい本なのになんとKindle Unlimitedで読めちゃうっていうんでサクッとダウンロードして読んでみたんです。
そしたら、この「新しい文章力の教室」って素晴らしいじゃないですか!もういろんなブログさんで紹介されまくってる気もしますが、僕なりに紹介してみます!
記事を書く時間の長さに悩んでいた
せっかくブログをやっているんだから読者様に読んでいただきたい!これはブロガーならみんな思ってることではないでしょうか?そのためにはSEOだの諸々のテクニックもあるし、宣伝とかもありますが、まずは良い文章を書くことですよね。
そうするとたんなる走り書きをアップするわけにもいかないし、思いつきだけで記事を書き始めるとなかなか進まず、一つの記事を書くのにとんでもない時間がかかったりします。僕の場合、それなりにしっかりした記事を書こうと思うと1000〜2000文字くらいの記事でも2時間とかかかっちゃってたんですよね。
そうするとなかなか記事を書く時間も確保できないし、更新もとぎれとぎれになってしまいます。なのでなんとかもうちょっと効率的に記事をかけるようになりたかったんです。
「新しい文章力の教室」が素晴らしかった
正式名称は「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」。大手ネットニュースサイト、ナタリーで新人教育を担当している筆者が、その新人教育で教えている内容をまとめたものだそうです。
ネット時代の文章力の教科書
「新しい文章力の教室」の素晴らしいところはネット時代の文章力の教科書だということです。この本ではまず良い文章の定義とは何か?から始まります。そして「良い文章とは完読される文章である」と定義しています。
「良い文章とは完読される文章である」というのは情報があふれ、いろんな記事が読み流され、読者が気になった文章だけしか読まれないというネット時代にマッチした考え方ですね。これはまさにネットメディアを主戦場にしてきたからできた考え方なのではないかと思います。ブロガーが学ぶ本としても最適ですよね。
誰でも書ける方法論を教えてくれる
「新しい文章力の教室」で解説される文章の書き方は誰でも完読される文章が書ける方法です。つまり読みやすくわかりやすい文章ですね。そしてそれをコンスタントに効率的に書くということです。
小説のような芸術的な文章ではなく実用的な文章を誰でも確実に早く書くための方法論が非常にわかりやすく説明されています。事実を集め、それを確実に文章に組み立てていくといった記事の書き方がベースです。
ブロガーにもいろんなタイプがいますから、この方法論がためにならないって方もいると思います。独特の世界観があるようなタイプやストーリー性のある記事を書いているタイプの方は一般化された方法論は向かないかもしれません。
でも、日常のことやレビュー記事なんかを書いている多くの方には参考になる内容がつめ込まれています。
書く前の準備で確実かつ効率的な記事の作成
全体は5章からなっていますが、筆者は第1章がもっとも重要だと書いています。それが「書く前に準備する」という章です。事前準備こそが重要ということですね。もちろんその後の章で解説されている実際の書き方や質を高める方法もとても良いことが書いてあるんですが、この第1章は本当に重要だと感じましたね。
僕は今までネタのアイディア部分だけをメモしておいて、実際に記事を書くときはパソコンに向かって思いつくままに書いていたんですが、「新しい文章力の教室」ではそれはダメなやり方だと説明されています。
「新しい文章力の教室」で解説されているやり方は事前に構造化シートというものを作成するやり方です。
筆者は記事作成をプラモデルのようなものに例えます。パーツを集めそれを手順にしたがって組み立てていくイメージでしょうか。それを実現するのが構造化シートというわけです。
具体的なやり方が気になる方はぜひ「新しい文章力の教室」を読んでみて欲しいのですが、やはり、事前にきちんと準備すること、なにをどう書くかを順番に決め、下から積み上げた文章はわかりやすさや説得力に違いがでるのではないでしょうか。
記事を書く速度が3倍に!
「新しい文章力の教室」を読んでから、記事を書く前に準備をするってことを始めました。ちゃんと事前準備をすると記事を書く時間が短くてすみます!以前は2時間くらいかかっていたと思われるような記事が30分〜1時間くらいで書けるようになった感じです。
もちろん体感なので正確な時間なんか出しようもないのですが、かなり記事作成が効率化されたことは間違いないです。記事作成は段取り8割だったということにいまさら気付かされたわけですね。
まとめ
というわけで、「新しい文章力の教室」はネット時代の文章力の教科書として多くのブロガーさんにとっても素晴らしい本なんじゃないかと思って紹介させて頂きました。
特になんとなく記事を書き始めても詰まってしまって記事を書くのに時間がかかるとか、なかなか記事が完成しないって方には良いと思います。
まぁ、僕の文章のレベルがアップしたのかは読者様に判断していただくしかないのですが、少なくとも早く、効率的に書けるようになったのは間違いないはずです。