少し前のツイートだが・・・。珍しく中川淳一郎からこんなお褒めの言葉を頂いた。いや、いちいち奴は私の気持ちを分かっている。常見陽平がここ数日あまりにもイキイキとしている。普段は大学の先生だったり、「識者」みたいな扱いをされてるヤツではあるが、今イキイキとしているのは本日の後輩の結婚式で行う茶番のスピーチ。いかにして卑猥なダジャレを盛り込むかに心血注ぎ、それを磨き上げてより下品にしていく様は見事である
— 中川淳一郎 (@unkotaberuno) 2017年2月5日
一橋大学世界プロレスリング同盟の後輩であり、TBSラジオの名物プロデューサー橋本吉史氏(通称橋P)が、同じくTBSの林みなほアナと結婚し。その結婚パーティーで、中川淳一郎を始めとする世代を超えた強敵(とも)たちと一緒に宴会芸をやったのだ。
宴会芸といえば、こんなエントリーを書いたら、それなりに反響があった。
宴会芸と日本人 自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ
http://blogos.com/article/208375/
サラリーマンと宴会芸 リクルート名古屋支社の伝統芸「そうじゃ隊」の思い出
http://blogos.com/article/201490/
サラリーマンの宴会芸文化についてエントリーを書いたのだから、報告するべきではないかと中川淳一郎からも言われ。また、その模様を昨日、ライムスター宇多丸さんの番組のハッシュタグでつぶやいたら、結構な反響があり。橋Pからも感謝のメールが届き。
橋P&林みなほアナの結婚パーティーで、私たちが何をしたのかをレポートしよう。
渋谷の素敵なイベントスペースで催されたパーティー。放送局関係者らしく、著名人からのビデオレターや、番組っぽい演出があったり。なんせ空間も食事もいちいちオシャレ。TBSのアナウンサー軍団、出演者軍団もいっぱい。みんな、顔面偏差値高め。
新婦の友人たちによるダンスショー(超絶オシャレで上手)が終わった後、私たちの芸が始まった。
司会のTBS井上貴博アナの紹介で私は壇上へ。
「新郎のプロレス研究会の先輩で、現在は千葉商科大学国際教養学部の専任講師をされております、常見陽平先生によるお祝いの言葉です。常見先生はTBSラジオの番組にも出演されております。それでは常見先生、よろしくお願いします」
と、何かこう、偉い先輩が出てきて、激励のスピーチをするんだぞという雰囲気で、私が登場。
「TBS、いやラジオ界を代表するカリスマプロデューサーになって、私は嬉しいです」
「イケメンになっていてびっくりしました」
「仕事が忙しいのに、そんなに健康的だなんて。きっと、みなほさんの手料理のおかげなんでしょう。健康的です」
なんていう、雑談を誘発しそうな社交辞令のあと、「オシャレと健康」「まさに、ファッションとヘルス・・・」「おい、橋本、この野郎!俺が普通のスピーチすると思ったか、この野郎」などと言い、中川淳一郎、週刊ポスト編集部酒井氏などを交えた暴露大会スタート。この台本は、中川淳一郎から名文と絶賛されたのだが、全てをコピペすると、私の人生が終わりそうなので、その場にいたみんなの心と私のPCにしまっておこう。学生時代のリングネーム、貧乳源一郎と合わせたネタでいじる中川、酒井。彼が担当した番組名と合わせた皮肉もいっぱい。
「お前の幸せな結婚生活、今日で終わらせてやる。悪い奴らを呼んでいるぞ。出てこい!」
というわけで、悪い奴ら登場。
・・・後ろの方にライムスターの宇多丸さんや、吉田豪さんが写っているよ。
新郎に襲いかかる。
しかし、ジャケットを脱いだ新郎は、バッサバッサとなぎ倒していく。
このように、大勢の大男に押さえつけられたが、なんと全員をはねのける。
最後は妻子持ちのサラリーマンをパワーボムで壇上に叩きつけ勝利。
「おい、橋P、お前すごいよ。今日はこれくらいにしといてやる」
「プロレスと違って、結婚は、5カウント以内の反則は認められないからな」
「これは、お前たちのチャンピオンベルトだ。一生防衛しろよ」
と言って、ベルトを贈呈。
・・・この芸、新婦には内緒だったのね。新婦みなほさんの動揺っぷりがすごかった。TBSのアナウンサー、プロデューサー、出演者っぽい人たちは爆笑していたが、みなほさんのご友人の、女子大同級生クラスタたちの「笑ったら負けだ」オーラもすごかった。
ライムスター+橋Pの「ワンスアゲイン」もよかった(結婚パーティーなのにワンスアゲインて)。
宇多丸さんとパチリ。・・・私のこと、誰だかわかっていなかったようだが。中川のことは認識していたが。
新郎新婦が退場したあと、「お花に囲まれて、オシャレな服で写真を撮りたい」という幼少期からの夢を実現させるの巻。
なんと、ここからが本題だ。
いやあ、楽しかった。何が楽しいかというと、結婚式でやる芸というのは、会社でやる宴会芸とちがって「やらされる」ものではなく(まあ、たまに先輩が後輩に強要とか、同僚が強要とかあるが)。同じ想いをもって、同じ夢を学生時代に追いかけていた仲間たちとの芸は、同窓会的なノスタルジーだけでなく、それぞれの個々人の成長を感じるものであり。「常見さん、面白いなあ」「見た目が過去最高にかわいいですね」と後輩から言われて嬉しかったな。
結婚パーティーというのは二人の門出を祝う場だが、そのために彼ら彼女たちと参加者がどんな人生を歩んできたかを確かめ合う場である。中でも宴会芸はめでたい二人のためである一方で、みんなの絆を確かめ合う機会でもある。それぞれ、強く楽しく人生を歩んでいるなあと再確認。
ありがとう。
おめでとう。
何かとコンプライアンスのうるさい世の中ではあり、それは意識するべきだが、自主的にやる宴会芸とは実に楽しいもので。生きる喜びを感じる。宴会芸の火を消してはならないのだ。
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