集めている作品が未完・長期休載になることほどイライラすることもないすやまたくじです。
今回では中でもライトノベルは漫画などに比べると多いというお話。
記事を読むのが面倒なら動画でどうぞ
記事の内容を4分34秒でまとめています。
未完・長期休載中のライトノベル
- 涼宮ハルヒシリーズ
- 我が家のお稲荷様
- 爆れつハンターシリーズ
- 大正野球娘。
- ミニスカ宇宙海賊(アニメではモーレツ宇宙海賊)
- それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコシリーズ(最終巻が刊行されず)
ここに掲載しているのはごく一部。
これ以外にもまだまだ未完・長期休載のラノベはたくさんあります。
『ゼロの使い魔』のように作者に何かあって未完や長期休載になるならともかく、これらは特にそういったことはなさそう。
だったらなぜに完結させないっ!?
時間が経っているものはこのまま完結させずに放置されることが濃厚ですね・・・。
途中で長期休載が入ったライトノベル
- GOSICK -ゴシック-
- フルメタル・パニック!
- 僕は友達が少ない
- 紅
- 十二国記
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
こちらは完結、もしくは完結はしそうだけどその前に長期休載、または新刊が出るまでに時間がかかった作品。
こちらもここに掲載しているのはごく一部。
他にもたくさんあります。
『HUNTER×HUNTER』など、マンガにもこういった作品は多いですがラノベの多さは異常。
特にアニメ化もされた人気作品がこんなに未完・長期休載になっているのが異常ですね。
漫画で人気作品が未完・長期休載になることはここまで多くありませんし。
また、
作品がクライマックスになると長期休載する確率がグンと跳ね上がる!
というのもラノベならではの特徴かなと。
原因はサポートの弱さにある
なぜマンガと比べてライトノベルはこんなに未完や長期連載が多いのか?
作者のレベルが低いとか、最後まで構想を考えずに描き始めるからとかの意見もありますが、僕はサポートの弱さが一番の原因じゃないかなと思います。
漫画は編集者と話を作ります。
もちろん、作者によってどこまで編集者が口を出すかは違いますが、全く関わらない作品は大手であるほど少ないでしょう。
また、マンガを描くときはアシスタントがいるので一人で作業するわけではありません。
一人で作業するのと周りに目があるのとでは全然違いますからね。
アシスタントにお給料も払わないといけないので責任感が芽生え、
描く気がなくなったー!
と簡単には放り出せないというのもあるでしょう。
アシスタントによってはストーリーのアイデアなどを出してくれる人もいるようですし。
この辺は『バクマン。』を読むと分かりやすいですよ。
ライトノベルにもアシスタントはいるようですが、その仕事は資料集めや整理、現地調査や写真撮りがメインのようです。
執筆は作者なので一人で描くのが基本。
また、作者によってはアシスタントがいない人もいます。
編集者はラノベにもいますが、ここのサポートもマンガよりも弱いんじゃないかなと。
地方在住のライトノベル作家もいますし、こんな人は編集とのやり取りもメールや電話で済ませるんじゃないかと。
漫画家と比べると孤独感が強い。
孤独は精神的に良くない&やる気もなくす。
結果、ラノベには未完や長期休載が多いのかなと。
そういえば、『HUNTER×HUNTER』もアシスタントを使わずに一人で作業するようになってから長期休載するようになりましたしね。
アニメ化の弊害も原因
もう一つ。
アニメ化も未完・長期休載の原因じゃないかなと。
上で挙げた作品は全てアニメ化していますしね。
アニメ化するとファンが増えて期待度が上がる。
それがプレッシャーとなって描けなくなる・・・なんてことも十分にあり得るでしょう。
また、アニメによってはオリジナル要素を入れる作品もありますからね。
そのオリジナル部分がウケたりすると、作家としては複雑な心境になる。
もしくはそれを取り入れようと悩んだりするんじゃないかなと。
そして、そのメンタルのサポート力も弱いから描けなくなる。
まさに負の連鎖ですな。
結論
ライトノベルに未完や長期休載が多いのはサポートが弱いから!
だからサポートしてあげて!(特に編集者)
そして、できれば上に挙げた未完作品はぜひ続編を書いて欲しい。
以上、『漫画と比べるとライトノベルの未完・長期休載作品が多すぎる』でした。
ではではまた。