上場企業の2017年3月期業績が2期ぶりに最高益を更新しそうだ。前期よりも円高水準にあり、全体で7期ぶりの減収になるものの、付加価値の高い製品やサービスで採算が大きく改善する。世界的な景況感の改善も後押しし、半導体や化学、通信といった幅広い業種で増益となる。
10日までに決算を発表した3月期決算企業1431社を日本経済新聞社が集計した。時価総額ベースで全体の96%に相当する。今期の純利益は前期比…
上場企業の2017年3月期業績が2期ぶりに最高益を更新しそうだ。前期よりも円高水準にあり、全体で7期ぶりの減収になるものの、付加価値の高い製品やサービスで採算が大きく改善する。世界的な景況感の改善も後押しし、半導体や化学、通信といった幅広い業種で増益となる。
10日までに決算を発表した3月期決算企業1431社を日本経済新聞社が集計した。時価総額ベースで全体の96%に相当する。今期の純利益は前期比…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。