[PR]

 トランプ米大統領はイスラエル紙のインタビューに、イスラエルによる占領地へのユダヤ人入植地の拡大は「(和平の)助けにならない」と述べた。パレスチナとの和平交渉の仲介に意欲を示し、「分別をもってほしい」とイスラエルに注文した。

 トランプ氏とイスラエルのネタニヤフ首相との15日の首脳会談を前に、10日付のイスラエル・ハヨム紙が報じた。トランプ氏は入植地について「イスラエルが土地を取るたびに、(パレスチナ人に)残された土地は減っていく」と懸念を示しつつも、「私はイスラエルの批判はしたくない」と親イスラエルの姿勢を強調した。

 また、在イスラエル米国大使館を国際社会が首都と認めていないエルサレムに移転すると選挙戦から表明してきたことについては、「簡単な決定ではなく、長年、誰も決めたがらなかった。私は真剣に検討しているところだ」と語った。

 トランプ氏はさらに、イスラエ…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら