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【プロ野球】

巨人の2年目右腕・桜井、紅白戦でのアピールに向けブルペンで114球

2017年2月11日 紙面から

ブルペンに入り投げ込む巨人の桜井=宮崎で(七森祐也撮影)

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 巨人の2年目右腕、桜井俊貴投手(23)が10日、ブルペンで114球を投げ込んだ。気合や闘志をみなぎらす熱投にはわけがある。11日、12日に予定されている紅白戦は若手の起用が中心になる見通しで、昨季のドラフト1位にとっては格好のアピールの場になりそうだ。

 報道陣が囲むブルペンには菅野、宮国、桜井が並んだ。桜井はキャンプインから投げていなかった変化球も解禁すると「真ん中というより低めに。打者が振るくらいのところに投げる事を意識していた」。見守った尾花投手コーチも「きょうの桜井はなんとも良かったね」と、満面の笑みで高く評価した。

 即戦力として期待されたルーキーイヤーは、1軍初登板の翌日に訴えた右肘の違和感により、1試合に終わった。「トレーニングをやっているつもりで、できていなかったのかも」。そんな反省から、今オフは中学の先輩である中日・福と充実したトレーニングを敢行。本来の自身のテンポも取り戻した。

 現状について「自主トレからやりたいことができたので、今、それが良い感じで体に出てきている」と手応えを口にする。紅白戦ではWBCを控える坂本も相手にする可能性があるが、「誰が相手でも思い切り投げるだけ」と強気だ。大物斬りも足掛かりにして、今年こそ満開の桜を咲かせたい。 

  (園田佳子)

 

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