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【プロ野球】

楽天・則本は二“投”流 WBCで先発&抑えでフル回転だ

2017年2月11日 紙面から

ブルペンで投げ込む楽天・則本=久米島で

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 大谷がダメなら、オレが二刀流だ。楽天の則本昂大投手(26)が、視察に訪れたWBC日本代表の小久保監督、権藤投手コーチの前で33球の投球を披露。先発、中継ぎの二刀流フル回転を誓った。

 まっすぐにスライダー、カットボール、フォーク、チェンジアップを交えて投球。WBC用に練習しているシンカーは投げなかったが、まずまずの仕上がりぶり。投球練習後に、小久保監督らと面談。先発要員の則本は、その場で登板日も通達された。

 「先発日も言われましたけど、今は普通です。日本代表が招集されて、そこでまた正式に言われると思うので。本番まで1カ月切っているので、ケガをしないように調整してくれと言われました」

 日本ハム・大谷が辞退したために、則本にかかる期待は大きい。小久保監督は「則本は4人の先発の中の一人。力強さ、投げっぷり、気持ちの強さがある。中継ぎでも力を発揮してくれそう」と、大事な場面での中継ぎ起用も示唆。負担も大きくなるが、則本も「世界一なるために必要とされるのは、幸せなこと。言われたことを一生懸命にやりたい」と男気で快諾。

 11日は紅白戦に1イニングの予定で先発。WBC公認球で実戦感覚をつかむ。(竹下陽二)

 

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