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 鳥取市のJR山陰線青谷駅で、雪のため動けなくなっていた鳥取発米子行きの普通列車(2両編成)は、立ち往生から約22時間後の11日午後6時34分に、運転を再開した。乗客26人に乗り換えてもらう予定でJR西日本米子支社がバスを手配したが、渋滞に巻き込まれ、到着しなかった。4人が青谷駅で列車を降り、車内で待機していた22人が米子方面に向かったという。

 列車は10日午後8時43分に青谷駅に到着したが、雪のため線路に木が倒れかかったため出発できなくなった。木の撤去と除雪が済んだ11日午前8時50分に運転を再開したが、約300メートル進んだところで、雪のため再び動けなくなり、午後0時20分過ぎに青谷駅に引き返していた。