こんにちは。
結局意見は真っ二つになる医療大麻の問題。
日本国内では(所持のみ)違法なので結局のところ違法なわけですが、個人的には嗜好品はともかく医療大麻賛成です。
大麻兄さんこと、太巻き氏が書いたこんな記事を書いていました。
→両親に大麻を吸わせたい - BACKFLOW (バックフロウ)
これを読んで、“麻薬だから絶対ダメ”ではなく、ご自身の頭でしっかり考えて欲しい、現状を“知らない人に知ってもらいたい”と単純に思えました。
と言うのも、10年以上も前の話ですが、僕は海外在住時代は日常的に吸ってましたし、別段悪いものという認識はありません。今ではこの通り、依存性なんかゼロですからね。
たかが大麻、されど大麻。
事実、世界では合法化が進み、医療大麻解禁に向けて動いています。※リンク先参照
現にアドセンス貼りっぱなしでも何も言われませんしね。Google的にもおそらく医療と認めているんでしょう(←アフィリエイターしかわからない話)。
僕も海外滞在経験のある身なので、海外(主にヨーロッパ)の大麻事情と、大麻使用経験者サイドの意見として記事にしてみようと思います。
医療大麻について考える
違法=アンダーグラウンドな人たちが目立つ
いいんです、否定的な意見でも。日本は違法ですからね。ましてや小学生の頃から、“大麻=麻薬”とひとくくりに洗脳されて育ってきてるんですから、脊髄反射的に“ダメなもの・危ないもの”となるのは当然です。
戦後GHQの政策(洗脳)により、何の疑問を持たずに育てば、こうした肯定派、否定派と別れるのは当然の結果です。
そして、日本では報道の仕方がとにかく最低。“違法なもの=悪い人が使う”みたいなイメージを助長させているような気がします。
またしても彼の記事を出しますが、先入観て怖いなぁと思うんです。
→日本の報道機関って、はっきりいってレベル低いよね… - BACKFLOW (バックフロウ)
刺青入っていようが大麻吸っていようがいい人もいますし、タバコや酒を一切飲まない人でも危ない思想の人はいくらでもいます。むしろ僕は後者の方が怖い。
“刺青=悪、大麻=悪”、そろそろこういうのやめませんかね。
ゲートウェイになるか否か
答えはイエスでありノーだと思います。
若い頃は好奇心旺盛ですからね。安易な気持ちで手を出す人もいます。やんちゃしていたりイキっていればなおさらです。
確かに違法であれば、真っ当な人は手を出さないと思います。でも、未成年でタバコ吸ったり酒飲んだりなんて普通にありますよね。
海外だと割とそんな感覚です。
確かに手に入りやすくなれば、“入り口”にはなりやすいかもしれません。ですがその他の薬物に手を出すか出さないかは別問題の話。
やる奴はやるし、やらない奴は一生やらない。
大麻合法化の目的
現に合法の国で全員薬物常習者かと言ったら全然そんなことはありませんし、行政の管理下に置くことで取り締まりは返ってしやすくなるんです。
「ソースがぁ」、「バイアスがぁ」とか言われそうですが、抑圧しすぎることで悪循環が生まれます。抑圧すると一部の人は必ず反発しますからね。
ソフトドラッグ(マリファナ、ハシシ、マジックマッシュルームなど)とハードドラッグ(ヘロイン、コカイン、エクスタシーなど)を明確に分けることにより、犯罪を減少させる目的があります。
簡単にいうと、ソフトドラッグを行政の管理下においてハードドラッグの入手経路を断つってことです。
ケミカルについては僕もアンチですし、たとえ使うチャンスがあったとしても「やめとけ」と言っておきます。ただ医療大麻合法化すれば、日本も犯罪が減るのではないかと思っています。
抑圧されているからこそ、反社会勢力(や闇市場)の収入源にもなり得ますし、危険ドラッグ(脱法・合法)などへ行ってしまうんですよね。
今でこそ規制が厳しくなりましたが、今の危険ドラッグはハードドラッグ並みかそれ以上に危ないです。
わからない方のために簡単に説明すると、
規制する
↓
規制した薬物ではない似た構造や作用を持った新たな薬物が生まれる
↓
規制する
↓
さらに新たな薬物が生まれる
・
・
・
これが延々繰り返されています。こんなものいたちごっこな上に、何が含まれているかわからない危ない(どんな副作用があるかわからない)薬がどんどん出来上がってくんです。
目的は他にも色々あるんですが、詳しくは同じく海外滞在経験者のよつぶさんが書いてくれています。
→日本も大麻(マリファナ)を合法化するべき?世界で進んでいる大麻非犯罪化、合法化の動き - よつブログ。
大麻ダメならタバコもアルコールも禁止しよう
冒頭に貼ったリンク先でも紹介されてましたが、アンチの方には絶対に見えない不思議な札を僕も貼っておきます。
いろんなところで言われていますが大麻の危険度についてです。大麻はアルコールの危険性の1/114なんですって。
(画像元:Marijuana may be even safer than previously thought, researchers say - The Washington Post)
見てもらえばわかる通り、アルコールがダントツリスキーで、その次にヘロイン、コカイン、タバコと続きます。
よく、海外にいるときに友人と話していましたが、アルコールは人を攻撃的にしますが、大麻は全く逆。車の運転はおすすめしませんが、人に害を与えることなんてまずないです。しかも言ってしまえばその辺に生えてる草です。
僕は市販薬でさえ飲みたくないタチなので、自然のもので済むなら絶対にその方がいいと思っています。
自身もタバコは吸いますけど、有害なのわかってるんだからまずタバコもアルコールも禁止にしなさいよ。←これいうと騒ぐ人いるでしょw物申したい方はワシントンポストへ。
使ったことないくせに騒ぐのやめよう
※当時僕が買っていたプッシャー(問屋)のJ氏:ジャマイカ出身
これも海外にいたときによく友人と話してました。
例えば、アルコールにしてもタバコにしても、使用した経験があるからこそ「飲み過ぎは良くない」とか「ほどほどにしなさい」とかアドバイスが成り立つと思うんです。
使ったことないのになんでダメってわかるの?
例えば自分の息子や娘に説明するときに、「アルコールは〜」って多分説明しますよね。
では大麻はどうでしょう。違法だからと言うんでしょうか。なんで違法なのと聞かれたら日本の法律だからっていうんですかね。僕だったら疑問しか残りませんけど。
今回この記事を書いたのは、その“疑問”を持って欲しいんです。
冒頭リンク先を引用しますが、多量の薬をただ処方され、治るかわからない父に対してこう言っています。
それは、この先何年も苦しむ父をただただ見てろってことなのか?
これは僕もかなり響きました。僕も同じ問いかけを自分と妻にも投げかけました。妻は悩んでいましたが、僕は愛する人がこうなったら海外行きます。
別にアンチならアンチでいいんです。タバコも酒も好きな人と嫌いな人がいるように大麻も同じように好きな人と嫌いな人がいます。ぜひご自分で考えて見てください。
「親しい人が、もしこれ(大麻)で痛みや救える命があったら、あなたはどんな選択をしますか。」
ジャマイカ行きたいジャマイカ
スカ大好きジャマイカ
あとがき
海外のこともう少し書こうと思ったんですが、普通の内容になってしまいましたね。
日本に辟易して海外(アメリカ)在住でご自身で栽培されている方がいます。最近ブログを立ち上げたそうで、まだコンテンツは少ないですが、大麻事情についての情報サイトも運営されています。応援も兼ねてご紹介しておきます。
また、別のサイトですが大麻の歴史について漫画でわかりやすく解説しているサイトもあったので、あわせてご紹介しておきますね。
- 大麻事情:大麻倶楽部
- 大麻歴史:取り戻そう、日本の心を。-大麻の国、日本-
何か感じていただければ幸いです。
※当メディアでは日本国内での大麻所持、及び煽動行為は一切行ってません。