音楽だけでメシを食ってた20代の僕が、音楽を辞めた理由

音楽

こんにちは。元サウンドクリエイターの葵翼です。

まず簡単に僕の音楽プロフィールをお話しますと…

中学生の頃にギターを弾き始める

高校時代はバンド活動に打ち込む

大学時代は個人で某アイドルに楽曲提供していた(7曲くらい)

大学卒業後、大手企業のサウンドクリエイターとなる

1年足らずで退職(今ココ)

という感じです。

とにかく音楽が大好きでした。

高校生の頃から、将来は絶対音楽で食べていくと決めていました。

むしろスーツを着て普通のサラリーマンになるくらいだったら死んだほうがマシとすら思っていました。

そんな音楽バカだった僕は、”音楽でメシを食っていく”という夢を叶えた10ヶ月後、自ら音楽を辞めました。

夢を叶えた瞬間に感じた「これじゃない感」

「なぜ音楽を辞めたか?」

理由は漠然としていてはっきりと答えられないのですが…

毎日音楽を作り続ける日々を過ごす中で「自分が夢みていたのはこんな生活だっけ?」と思ってしまったんです。

それは、「自分が思い描いていた仕事内容と実際の仕事内容にギャップがあった」という”よくある新卒の戯言”とは違います。僕の戯言のほうが”よくある新卒の戯言”よりも人生舐めてる感が強めです。

仕事内容は自分の想像通りでしたし、とてもクリエイティブで楽しい仕事でした。

しかし、仕事に対して向上心を持つことができなかったんです。

夢を叶えた途端、「もうこれから現状維持でいいや」というマインドになってしまい、そのマインドが僕からどんどんやる気を奪っていきました。

「サウンドクリエイターになったくらいで現状に満足してんの?」とか「いけるとこまでいってないやん、Mステに出るような大物アーティストにまだ楽曲提供してないっしょ?」ってみなさん思うでしょう。その通りだと思います。

しかし、僕の夢は”音楽でメシが食えること”でしかなかったんです。

提供する相手が小さなアイドルグループだろうが大物グループだろうが関係なかったんです。音楽でメシが食えれば。

当時の僕にとって、”音楽で生計を立てる”なんてそれはそれは大きな夢でした。

ですが、夢を叶えた今、それは本当に小さな夢だったんだなと気づきました。

もしかしたら僕は「夢を追う過程」が好きだったのであって、音楽を心から愛していたわけではなかったのかもしれないと今思っています。

音楽よりも楽しいことが世の中にはあるかもしれないと感じた

思えば、僕は中学生の頃から音楽漬けの毎日を過ごしていました。友達と遊ぶことよりもギターの練習が優先。

その結果僕は、めでたくつまらない人間となりました。

そして音楽以外何も知らない視野の狭い人間になってしまいました。

でも当時はそれで良かったんです。

将来音楽でメシが食えれば。

突然話は変わりますが、現在僕は大学生の頃から付き合っている彼女と同棲しています。

僕がサウンドクリエイターだった頃は、十分すぎるくらい稼いでいたので、週末は彼女と二人で都内のあらゆる場所へ出掛けて豪遊していました。

色々なエンタメに触れ、おいしいものを食べて…

音楽バカの僕にとって、彼女との週末は刺激的でした。音楽の仕事をしている時とは比べ物にならないほど。

そんな刺激的な週末を毎週過ごしているうちに、「音楽よりも楽しいことが世の中にはあるかもしれない」と思うようになりました。

そして今、”あるかもしれない”ではなく”ある”と確信しています。

他にやりたいことができた

音楽バカな僕が、音楽以外にやりたいことができるなんて想像もしていなかったです。

僕は今、ブログがやりたいんです。

旅をしながらブログを書いて発信している方や、「会社員以外の生き方もあるぞ!」と自由なライフスタイルを発信し続けている方の生き方に共感したからです。

好きなことをしながらブログで発信をする生活って…

最高じゃないですか!!!!

そして、ブログを始めてまだ数日ですが、あることに気が付きました。

“ブログ”というアウトプットの場を自身の人生に設けることで、自然と刺激的なインプットを欲するようになる。

つまり、ブログを書き続けることで毎日が楽しくなるんです!!!!

一度きりの人生、音楽に執着せず、楽しい毎日を過ごしたい!!!!

ブログを書いて発信することで誰かの役に立ちたい!!!!

と、僕は今、少年のように目を輝かせています。。。

まとめ

僕が音楽を辞めた理由をうまく説明できたかどうかは謎ですが…。

スッキリしたのでよしとしましょう。

ん?

自己満記事ですけど何か?

(΄◞ิ౪◟ิ‵)

おわり。