注目の首脳会談。
出発前に、安倍総理大臣は先ほど。
これからもウィンウィンの関係として、共に発展をしていく。
そして迎えるトランプ大統領は。
アメリカが揺れています。
こんばんは。
ニュース7です。
大雪に警戒が必要です。
これから西日本の日本海側を中心に、大雪となる見込みです。
こちらはあす夕方までに降る雪の量の予想です。
いずれも多い所で、中国地方では山沿いで90センチ、平地でも中国地方の日本海側と近畿北部では50センチと、まとまった雪が降る見込みです。
強い冬型の気圧配置が続くため、鳥取県などで多くの車が立往生した先月の大雪の際と、状況が似ています。
気象庁は、大雪や暴風雪による交通への影響などに警戒するよう呼びかけています。
西日本の山沿いや関東北部などでは、断続的に雪が降っています。
この24時間に降った雪の量は、広島県や茨城県、それに島根県などで10センチから20センチ前後に達しています。
平地でも雪が積もり、水戸市では午前11時に11センチを観測しました。
このあとは、上空に強い寒気が流れ込んで、次第に冬型の気圧配置が強まるため、西日本の日本海側を中心に、断続的に雪が降り、大雪となる見込みです。
西日本では平地でも雪が積もる所がある見込みです。
強い冬型の気圧配置は、12日の日曜日ごろまで続く見込みで、気象庁は、先月の大雪の際と上空の寒気の流れ込みや、気圧配置などの状況が似ているとしています。
先月の大雪では、各地で車の立往生が相次ぎました。
雪道での大規模な立往生を防ぐために、何よりも有効なのが、早めの除雪です。
今から国道事務所の関係者などが、大雪に備えて会議を開きます。
会議には鳥取県や岡山県、それに両県の国道事務所などの担当者が参加。
今後の雪の降り方に応じて、素早く対応できるよう、定期的に情報共有を図ることなどを申し合わせました。
兵庫県北部の養父市では、大雪に備え、市の職員が除雪車を点検しました。
今後の雪の見通しです。
あす夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも山沿いの多い所で、中国地方で90センチ、近畿と北陸で60センチ、東海と長野県で40センチなどと予想されています。
また平地では、中国地方の日本海側と近畿北部で50センチと予想されています。
その後も、雪の量がさらに増えるおそれがあり、あすの夕方からあさって土曜日の夕方にかけては、いずれも山沿いの多い所で、中国地方と北陸で60センチから80センチ、近畿で50センチから70センチの雪が降ると予想されています。
気象庁によりますと、大雪や暴風雪に警戒が必要な時間帯の目安は次のとおりです。
北陸ではこれからあすの朝まで、暴風雪に警戒が必要です。
中国地方では、あすの未明から12日の夜まで大雪に警戒が必要です。
気象庁は、大雪や暴風雪による交通への影響などに警戒するとともに、雪崩や落雪などにも十分注意するよう呼びかけています。
次です。
日米首脳会談まで。
あと1日です。
アメリカのトランプ大統領の就任後、初めてとなる首脳会談に臨む安倍総理大臣。
羽田空港から、会談が行われるワシントンに向けて、政府専用機で今夜、出発です。
今回の首脳会談は、日米同盟関係は揺るがない。
そしてトランプ大統領との間で、日米同盟関係はさらに強固なものとなっていく、強じんなものとなっていくとのメッセージとなるような首脳会談にしたいと考えています。
出発前にこのように述べた安倍総理大臣。
首脳会談に向け、日本政府はアメリカ政府とマクロ経済政策や、通商政策などを協議する、双方の閣僚などによる新たな枠組みを設ける方向で最終調整に入りました。
その背景にあるのが。
トランプ大統領のこれまでの発言です。
トランプ大統領の通商政策について、強い警戒感を示したのは、JA全中・全国農業協同組合中央会の奥野長衛会長です。
NAFTA・北米自由貿易協定に加盟するメキシコに、新しい工場を建設している日産自動車。
トランプ大統領が、NAFTAの見直しを主張していることについて。
トランプ氏は、日本が為替を操作していると批判しています。
日銀の中曽副総裁は。
そして菅官房長官は、首脳会談の最大のテーマについて、次のように重ねて強調しました。
各党からは。
そして安倍総理大臣は。
日米の経済関係は、今までも、ウィンウィンの関係でした。
これからもウィンウィンの関係として、共に発展をしていく。
そしてまた、自由で公正なルールに基づく両国のそういった経済関係をさらに発展させていく。
そのことを確認する首脳会談にしていきたいと思います。
またフロリダにおいて、ゴルフ、そしてまた、トランプ大統領夫妻と4人で夕食を共にすることを、大変楽しみにしています。
強い信頼関係を構築していきたい、こう思っています。
ありがとうございました。
日米首脳会談は、日本時間のあさって未明に行われることになっています。
その安倍総理大臣を迎える、アメリカのトランプ大統領。
7か国の人の入国を一時的に禁止する大統領令を巡り、国家の安全のためなら何をしてもよいなどと述べ、新たな批判を招きました。
大統領みずから連邦最高裁判所の判事に指名した保守派の人物が、失望したと述べたと伝えられるなど、懸念の声が上がっています。
ゴルフが趣味のトランプ大統領。
首脳会談のあと、同じ趣味の安倍総理大臣を、フロリダ州の別荘に招待し、共にプレーを楽しむ予定です。
翌日の会見では、こんな質問も。
アメリカでは、公職にある人が外国政府から報酬を受け取ってはならないとされています。
結局、ホワイトハウスは、トランプ大統領が個人的な贈り物として、別荘に招待するとして、費用は受け取らない方針を示しました。
一方、入国禁止の大統領令を巡り、新たな懸念が指摘されています。
大統領令の即時停止を命じた仮処分について、トランプ政権から不服の申し立てを受けた連邦控訴裁判所。
今週中にも判断を示すと見られています。
これについて、トランプ大統領は8日、大統領令の正当性を改めて強調。
さらに。
こうした発言を、アメリカのメディアが批判。
そしてトランプ大統領が、連邦最高裁判所の構成を保守路線に転換しようと、みずから判事に指名したゴーサッチ氏も。
大統領の発言はやる気をなくさせ、失望したと述べたと、ニューヨーク・タイムズが伝えるなど、司法の独立が脅かされていると懸念する声が上がっています。
そのトランプ大統領、就任を祝う書簡への返礼として、中国の習近平国家主席に書簡を送ったと、8日、ホワイトハウスが発表しました。
米中双方が利益を得られる建設的な関係を発展させるため、共に取り組むことを楽しみにしていると伝えたということです。
しかし、中国といえば、貿易の不均衡などを巡り、日本などと共に名指しで批判している相手です。
書簡送付を発表したのと同じ日、アメリカの国際貿易委員会は、中国から輸入された、肥料などに使われる原料が不当に安く売られていると認定し、この原料に493.46%の反ダンピング税などが課せられることになりました。
目前に迫る首脳会談。
トランプ大統領は、どのような姿勢で安倍総理大臣を迎えるのでしょうか。
次は、お隣、韓国・ピョンチャンで初めて行われる冬のオリンピックについて。
開幕までちょうど1年です。
しかし、韓国ではオリンピックに対し、国民全体の関心が高くないのが課題のようです。
現地では記念のイベントが先ほどから始まりました。
日本選手の姿も。
オリンピックのテスト大会に臨む、スノーボードの竹内智香選手です。
前回の銀メダリストは、雪の質や滑った感覚を確かめていました。
2大会連続のメダル獲得が期待される、スキーノルディック複合の渡部暁斗選手が札幌で。
気になる日本勢の活躍。
羽生結弦選手は、オリンピック連覇を狙います。
スキージャンプ女子の高梨沙羅選手にも金メダルの期待がかかります。
開催国、韓国には課題も。
大会への関心が高くないのです。
これまで、キム・ヨナ選手の活躍に盛り上がった韓国ですが、現役を引退。
冬の競技への関心がもともと高くないこともあり、民間の調査会社がオリンピックについてアンケートしたところ、関心がないと答えた人が、実に半数に上っているんです。
記念セレモニーが行われている会場の前には、スポーツニュース部の清水記者がいます。
清水さん、現地はどんな雰囲気ですか?
こちらでは、先週からスピードスケートやショートトラック、ノルディックスキーなどのテスト大会が、連日、行われていまして、会場には地元の人たちも訪れています。
皆さん、オリンピックが楽しみになってきたなどと期待する声が聞かれました。
韓国全体の関心というのは低いのが現状なんですけれども、開幕1年前という節目を迎えて、ここ開催地では熱気が徐々に高まりつつあるのを感じました。
その関心を高めていくという課題には、どう臨むんでしょうか。
そうですね、こちら韓国では、連日、パク大統領のスキャンダルが報道されていまして、オリンピックに対しても首都ソウルなどでは、冷ややかな声が聞かれるのが現状です。
こうした中、大会の組織委員会は、企業と連携をするなどして、最先端の技術を駆使して、冬の競技の魅力を伝えるイベントを開催するなどして、知恵を出しながら、PRに力を入れています。
開催まで残り1年。
ここ開催地で高まりつつある関心を、国内全体にどうやって広げていくのかが、大会成功への鍵になりそうです。
次です。
こちら、投票箱。
去年の参議院選挙から、選挙権を得られる年齢が20歳以上から、18歳以上に引き下げられました。
こうしたことを受けまして、今、同じように年齢の引き下げが検討されているものがあります。
それが少年法という傘で保護される人の年齢です。
20歳未満から18歳未満へと引き下げるべきか、法制審議会への諮問が行われました。
きょうの法制審議会です。
金田法務大臣から諮問されたのは、少年法の保護の対象年齢を、18歳未満に引き下げることの是非のほか、若年層を含む犯罪者の処遇の見直しについてです。
少年法は、精神的に未熟な少年を、成人と同じように処罰するより、再び罪を犯さないよう立ち直らせることを目的にしています。
少年が事件を起こした場合、家庭裁判所に送られ、少年院送りにするかどうかなどが判断されるほか、反省を促したり、再犯を防ぐための指導も行われます。
また少年法の規定を踏まえて、警察や検察は匿名で発表し、報道機関も原則として匿名で報道しています。
今後、議論が始まる少年法の年齢の引き下げ。
ただ、賛否は分かれています。
年齢の引き下げが、犯罪の抑止につながると訴える人がいます。
澤田美代子さん。
少年による殺人事件の被害者の遺族です。
銀行員だった次男の智章さんです。
智章さんは9年前、当時19歳の少年が運転する軽トラックにはねられ、殺害されました。
少年は動機について、相手は誰でもよかったと述べたうえで、20歳未満は刑が軽くなることを知っていたことも、裁判で認めました。
澤田さんは、無期懲役を求めましたが、少年法の規定によって、懲役5年から10年の不定期刑となりました。
年齢の引き下げは再犯の防止に逆効果だという人もいます。
少年院に入所した経験のある大山一誠さんです。
中学生のころから非行を繰り返すようになり、18歳のとき、傷害事件で逮捕されました。
家庭裁判所の審判を受け、少年院に送られました。
そこで出会ったのが、信頼できる教官でした。
今は、個人で水道工事業を営み、仕事に打ち込んでいます。
立ち直りのための教育の大切さを感じているといいます。
法制審議会は、少年法の年齢の引き下げなどについては、刑事法制の幅広い分野にわたる議論が必要だとしています。
答申までは1年以上かかる見通しです。
女性に乱暴してけがをさせたとして逮捕された、NHK山形放送局の記者について、NHKはきょう、懲戒免職にすることを決めました。
NHK山形放送局の記者、弦本康孝容疑者は、去年2月、山形県内の20代の女性の自宅に侵入して乱暴し、けがをさせた疑いで、今月6日に逮捕されました。
警察によりますと、調べに対し、やっていませんと供述し、容疑を否認しているということです。
NHKはきょう、弦本容疑者を懲戒免職にすることを決めました。
これについてNHKは、報道に携わる職員が、このような悪質な事件で逮捕され、公共放送への信頼を著しく損ねた責任は極めて重く、厳しく対応すべきと判断しました。
被害に遭われた方や関係者、それに視聴者の皆様に、改めて深くおわび申し上げますとコメントしています。
一方、警察によりますと、弦本容疑者が以前、勤務していた山梨県内でも女性が乱暴される事件があり、警察は現場の遺留物のDNAの型が、山形県内の現場に残されたものと一致したとして、関連を捜査することにしています。
ここまでお伝えしてきたニュース、こちらです。
続いては。
きのう、埼玉県草加市で、歩道に突っ込んだトラックに親子がはねられ、母親が死亡した事故で、トラックの運転手は、初めての道を走っていたと供述していることが、警察への取材で分かりました。
逮捕された八下田誠男容疑者は、ふだん通っている道路が混んでいたので、スマートフォンで確認しながら、初めての道を走っていたと供述していることが、警察への取材で分かりました。
警察は、慣れない道でスマートフォンに気を取られ事故を起こしたと見て調べています。
母親の荒井美季さんは、きょうから職場に復帰する予定で、軽いけがをした次男は、きょうが誕生日で2歳になったということです。
きょう午前11時ごろ、東京・豊島区の西武池袋線の踏切で、近くに住む高津幸子さんが電車にはねられて死亡しました。
警視庁が踏切の防犯カメラの映像を調べたところ、高津さんが手押し車を押しながら踏切を渡ろうとしていた際、途中で手押し車が動かなくなっている様子が映っていたということです。
警視庁は、手押し車の車輪が線路に挟まって、高津さんが動けなくなり、倒れた際に、電車が走ってきたと見て、事故の詳しい状況を調べています。
気象情報は福岡さんです。
こんばんは。
西日本を中心に、災害につながる大雪となるおそれがあります。
今夜、特に大雪に警戒が必要なのが、中国地方です。
風と風がぶつかって雪雲が発達するんですね。
こうした雪雲が、山陰や近畿の北部に次々とかかっていきます。
断続的に雪が強まって、一気に雪の量が増えるおそれがあります。
また東海から西の太平洋側でも平地で雪の降る所がありそうです。
広い範囲で大雪になりそうですね。
あすにかけての予想される雪の量ですけれども、あす夕方にかけて、最大で中国地方の山地で90センチ、四国や九州など、太平洋側でも20センチの雪が降る予想で、太平洋側でも雪の積もるおそれがあります。
そして大雪は、あす以降も続きそうですね。
今回、長い期間、大雪に警戒が必要となります。
全国的に寒気は強いんですが、特に西日本で強いんですね。
これがあす、そしてあさって、さらに日曜日にかけて居座る予想です。
そのため、日曜日にかけて、大雪に警戒が必要となります。
注意点です。
先月下旬のように、鳥取県で大規模な車の立往生が発生したり、交通機関が大幅に乱れたりするおそれがあります。
また山間部の集落の孤立や、電線が切れて停電が発生することも考えられます。
最悪の場合に備えて、今からできる対策をしてください。
ではあすの各地の天気です。
2017/02/09(木) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]
西日本などで大雪警戒▽安倍首相アメリカへ
詳細情報
番組内容
夜7時、これさえ見れば1日が分かる。今日の日本・世界の今を、あなたのもとへ 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】松村正代,【気象キャスター】福岡良子
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