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「初対面の同性と食事をする」 というハードルは高いか低いか

円野まど恥の多い日々の記録 わたしの考えたいこと

 

〒みなさま

 

最近目次の使い方を覚えたので、色んなところで目次を使っている方を見かけるとニタニタして(私もお仲間になりましたぞ・・・ヌハハハ)という謎の熱視線を送っている円野まどです。気持ち悪いキャラじゃなくて気持ち悪いってことがそろそろばれるのではないかと思いながら、今日もどうぞよろしくお願いします・・・。

今日は緊急にやる事が出来たのでそのことについて書きたいと思います。

それは「初対面の女性と仲良く話せるようになる」ということです。

それでは覚えたての目次を無駄に挿入して、話し始めますね・・・!ナハハハハ!

 

 

家主しゃんの女子力について

はじまりはこの家の家主であるしゃんの一言でした。

しゃんは私と長いこと一緒に住んでいる人で、男性ですが本当に中性的な人です。

(以前書いた詳しいしゃんの紹介は文末に記載しました)

話しかけやすい人のようで(職場で王子というあだ名だったことがあります)よく女の人に囲まれていました。

なので彼と仲良くなる前はすごい助平な人なんだなと思って避けていました。

あとで知ったのですが、女の子と洋服やメイクや小物の話をしていただけでした。

女性が好む事が多いものに偶々関心があっただけなのに、長いこと不埒な人間扱いをしてしまいました。決め付けてしまっていたことを今は反省しています。

基本的に女性に荷物は持たせないなど紳士的な人なのですが、趣味や娯楽については所謂「男性的」と世間で言われるようなところはあまりないように思います。

働く女性の漫画とかを読んで仕事にやる気を出してみたり、マイ・インターンなどのワーキングガールズムービーとかは大体彼の誘いで映画館に行くことになります。

それまで女の子と親友関係をもったことのない私の「女の子の友達ができたらこんなことを一緒にしてみたいランキング☆」は全て彼により制覇されました。

余談ですが彼は私の耳あて、イヤマフ、何ていえばいいのかわからないですがここは耳あて!と男らしく言いますね。耳あてを買おうと思ったときお店に気に入ったものがなかったので、私の耳あてを夜なべして作ってくれたことがあります。

ちなみに私はボタン付けすらボタンとシャツのヤンデレ小説が書けそうな縫い付け方をするタイプなので、この件はかなり驚愕しました。(裁縫を教えてくれたわたしのお母さん本当にごめんなさい)

私達の関係はものすごく言葉にし難いところがあるのですが、よく「しゃんはまどちゃんのお母さんみたい」と言われます。とにかく家族です。

彼と私は似ていないけれど、お互いにどこか双子のように感じています。

親友や年子のきょうだいのように何でも話します。

そんなしゃんは現在仕事の繁忙期を迎えていて、今日で12連勤めです。

仕事もまとめる側の立場なので毎日とても大変そうでした。

最近の彼の支えは現在全巻無料で読めるおかざき真里さんの「サプリ」という漫画です。少し前に発表された作品で、働く女性の仕事観や恋愛を題材にした漫画です。

帰りの電車で読んでいると話していました。

 

しゃんの同僚 Fちゃん

 

私はサプリや仕事のお話を食卓でうんうんと聞くのですが、そんな中よく話題に出る同僚の方がいました。それはFさんという女性です。

Fさんは小さくて美人で細くてお洒落で賢くて仕事が出来るという素晴らしい方で、しゃんは本当によく褒めていました。その上芸術鑑賞と動物が好きな女性です。

去年から 度々会話の中に登場していました。

偶然街でばったりお会いしたこともあります。

私の知人は「職場恋愛はよくあることだし、共通の目的に向かっていると親密になりやすい。しゃんはFさんとどうにかなってしまうのでは そうしたらまどちゃんはどうなってしまうのか」という心配をよくしてくれました。

私もはははと笑いながらリクナビネクストで仕事を検索したりして(後ろ向きで前向きな行為)Xデイに多少備えてきたのですが、ある時突然、彼の気持ちがビビッと分かりました。

Fさんについてもう一つ特筆すべき点がありまして、彼女が本当に人見知りだということです。同僚の方とはほぼ雑談をされないそうなのです。

それが今年になって少しずつ一緒に不満を話したりするようになった、というお話を夕食の時に聞いていて、だんだんとFさんとしゃんが親しくなってきているのを感じていました。

そして今日、しゃんから帰るよという言葉と共に「ビッグニュースがあるよ!」と記されたメッセージが届きました。そして帰宅後聞いたそのニュースとは

「明日の休日出勤のあと、Fさんと食事に行くことになったよ!」

というものでした。スッゴイ嬉しい!という顔をしていました。

あまりに忙しいのでお互いにパーッと話してガス抜きしようという会らしいのです。

それをリアルタイムで聞いたでんきゅうは驚きました。

でんきゅうが「えっ職場の、その、他の人もいるんだよね?」と聞くと 

しゃんは「いやFさんと二人で話して決めたもん、Fさんだけだよ。」

とこともなげに答えました。

顔は喜びに溢れています。

前から気に入っていた女の子と二人で食事に・・・?と不穏な空気が漂うなか、私はこの後の展開が分かっていたのでものすごく目を細めました。

 

女子会をしましょう

でんきゅうの心配をありがたく受け取りながら、私の予感は的中します。

しゃんの次の一言はこれでした。

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まどちゃんは明日何着ていく?場所は多分ねえ焼き鳥かな?」

と極めてナチュラルに私を誘いました。ここで彼のことをおさらいします。

・女子力高い

・美しいものがすき

ワーキングガールズムービーが好き

・最近サプリ(働く女性を主人公にした漫画)を全巻読んだ

そう、彼がしたいのは「女子会」なのです。

彼は女の子が集まって悪口を言ったり、恋愛についてあれこれ語ったり、何でもないことでワーッと笑う様子を見て「女の子って楽しそう!」とわくわくした様子で言います。

勿論それは全ての女の子にあてはまるわけではないのですけれど、創作品においてよく描かれる「女の子の醍醐味のひとつ」だったりします。

彼はとても楽しいことが好きな人なので「男の子であること」も「女の子であること」も区別せず「楽しそうだと思ったことをやってみたい」という人です。

彼のおじい様が日本画家だというのは前回書いたのですが、それは子供の頃から様々なことを考えるきっかけになったそうです。

そうして彼が子供の頃から美や生き方について考えて得た答えの1つに「快か不快かしかない」というものがあると言っていました。

楽しそうだなと思うから好きな時に女の子のようになりたい、という明るい欲求だけがそこにありました。

男子に生まれたから女子会のようなことができないかというとそうではない、確かにそうではないです。

去年からFさんのことを褒めていたのは「彼女と女子会をしたら楽しそうだな」という気持ちが大きかったのです。

そういえばよく、大人女子を主人公にした漫画に当然のように出てくる、「キツいけどタメになるアドバイスをする女キャラ」のようなセリフを言ってみたいという話をしたものです・・・。

前置きは長くなりましたが、彼は「女子会」を所望しています。

そして想像してくださいね、最近だと東京タラレバ娘とかかな・・・

そう、女子会は 三人以上いますね 基本的に・・・

なので、当然、私も出席しないと女子会の形らしくならないわけです・・・。

 

初対面の同性と食事をする自分の想像がつかない

私は事を噛み締めれば噛み締めるほど、不安になってきました。

ほぼ接点のない初対面の同性と自分が会話をしている。まるで想像がつきません。

しかし想像つかないなーナハハハ!とか言ってる場合ではありません、もう明日というか今もう11日なので今日です。

今夜Fさんと私は同じ店で食事をする予定が決まっているのです。

私がどなたかと接する上で一番したくないことが、傷つけることです。

次に居心地が悪いとか気まずくさせるなどの不愉快な思いをさせることです。

しかしこれを行わないようにするには結構 対人スキルのいることのような気がしてきました・・・。

その上できれば「楽しかった!円野さんって意外と話しやすいな☆また話してみたいなうふふっ!」とか思われたいというかなりよこしまな気持ちもあるのでどんどん考えがまとまらなくなっていきます。(気持ち悪い)

ちょっと今度書こうと思っていたのですが私は従兄弟がもっていたときめきメモリアルを引っ張り出して「おお女の子と仲良くなったらこういう話するんだ!」という楽しみ方をするレベルで女子と接点がなかった人間です(おそろしいカミングアウト)

あんまり考えていなかったのですが私のこの「どこにも所属していない生活」というのは誰かと知り合う上でものすごく怪しいということに気がつきました(遅い)

タリラリラーとふわふわ暮らすには最後の時期だなと思っていたのですが、多分成人してからタリラリラーはまずいことだった!と今さら気づきました。(ほんと遅い)

Fさんは人見知りとはいえ大変お仕事のできる、賢い女性です。

こう、知的な会話とかをするべきなのかと考えて話題・・・話題・・・と思っていたら

ブルゾンちえみさんのキャリアウーマンのコントを思い出してブフッ!とか笑ってる時点でわたしはもうかなりまずいことになっているように思います。

好きなことについて話してみたらということも考えたのですが、紅茶とか美術とかちょっと気取ってる面倒な人だと思われたくないという自己保身がどうしても「他の話題も用意しようよ」と語りかけてきます。

笑いをとりたい、みたいな絶対引っ込めるべき性分もアップをしていて、これはすごくまずい兆候(すべる予感)にあります。

皆さんは接点のない、というか知り合いの知り合いの同性とお食事をする時どうなさっているのでしょうか。こんにちは!!と言ってその場でニコニコしていればよいのでしょうか。話題を提供しない不遜な女だと思われないものなのかとか考えに考えてしまって、今「初対面の女の子を口説く方法」というおそらく男性向けのサイトで何か得るものがないか考えるレベルで切羽詰まっています(あわれ)

 

普段通りの自分で

見栄をはる必要はないのですが、どこにも所属していないということでお相手に気をつかわせるようなことがあってはいけないので今後は「自分はこういうものです」と言えるようなことを何か考えたいと思った出来事でした。

最終的に等身大の自分しかもっていないので、普段どおりの自分で行くしかないなあと今は思っています(ちなみに相手を緊張させない方法が書いてあったまとめはかなり参考になりました・・・)

しゃんに「いつものまどちゃんを紹介したいんだからいいんだよ。」

と言われました。彼は私を恥だと思っていないようです。

私はわたしが恥ずかしいのに、彼は思っていません。

これはほんとに恥をかかせないように頑張りたいです。

もう、口数を減らしてただニコニコしてれば大きな失敗はないかもしれないと心を決めていたところ

「それにFちゃんは犬をたくさん飼ってるから動物好きだと思うよ。だからまどちゃんのこと好きだと思う。」

と付け加えられました。だからまどちゃんのこと好きだと思う???という点にかなりの疑問が残りますが、とにかくこの人はいいひとなので何か損をさせないようにしなくてはいけません。がんばります。

そして最後に

「普段でんきゅうと話しているような、自然体でいいんだよ。普段のこと思い浮かべてみて?」

と言われて今日でんきゅうとしてたことを思い返してみました。

 

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口をあまり開かなくても上手に喋れることを競っていました。

いや普段本当に世界の教育の話とかしているんです本当、ほんとうです!!ほんとうなんですよ?!(必死のすがりつき)まぁ・・・口をあまり開かなくても喋れるというレベルのこともたくさん話ますけれども・・・ああ・・・何事も一日にして成らず・・・

日々のばかな振る舞いのつけがこんなところで・・・

明日からもっと知性ある生活をします・・・(ばかの発言)

 

本当に、初対面の女性をご不快にさせない、できたら楽しく思っていただける話題ってなんでしょうね・・・ 

それをさらっと出来てしまう「人と会うのが大好き!」という方っていますよね。

そういう方のおかげで日本は社会を形成できたんだなと感じてしまうほど尊敬します・・・ さあとにかく失礼をしないように、失礼な振る舞いについてたくさん調べて学んでいきたいと思います!

ツイッターのほうでも話しかけてくださって本当にありがとうございます。わたしはやみくもに好意を示すことしかできなくて、不躾に見えたらごめんなさい。

でも、ちゃんと本心ですきです。

今日も読んでくださってありがとうございました、またお便りいたします!

 

そしていまこの状態です。

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(しゃんの紹介はこちら↓)

 

ma-corpus.hatenablog.com