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数時間前にも女性襲撃 強姦未遂 NHK記者関与か

産経新聞 2/11(土) 7:55配信

 NHK山形放送局の記者が強姦(ごうかん)致傷などの疑いで逮捕された事件で、発生の数時間前に現場近くで別の女性が男に襲われそうになっていたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。山形県警は短時間に起きた事件の手口の共通性などから、逮捕された弦本(つるもと)康孝容疑者(28)が関与した可能性が高いとみて調べている。

 弦本容疑者は昨年2月23日午前5時ごろ、山形県内で20代の女性宅に侵入して乱暴し、2週間のけがを負わせたとして逮捕。数時間前にも、近くの女性が自宅で男に襲われそうになっていた。女性が抵抗するなどし、男は逃げたという。

 これまでの調べで、弦本容疑者が山梨県に勤務していた平成23~27年に同県内で発生した強姦など複数事件の遺留物と山形の現場に残されたDNA型が一致。山形の現場のDNA型は弦本容疑者と一致していた。

 弦本容疑者の以前の勤務地に近い山梨県富士吉田市周辺で、女子大生が被害に遭う強姦事件が発生していたことも判明。弦本容疑者は勤務地が変わるたびに近場で犯行に及んでいた可能性があり、山梨県警が関連について慎重に調べを進めている。

最終更新:2/11(土) 8:41

産経新聞