結構有名ですので、知っている方もいらっしゃるとおもうのですが、Youtubeに経済学者ケインズと経済学者ハイエクがラップで経済についてディスりあっています。
ハイエク vs ケインズ 「アベノミクス」の大盤振る舞いは結局は国民へのつけか?
こちらが最初のバージョン。不況まっただ中、ケインズは「窓が割れたら窓屋が儲かる」と言いながら、積極的な財政政策や消費こそが経済をよくすることだと述べます。それに対して、ハイエクはケインズの理論を批判しながら、貯蓄をすることこそが経済をよくすることだと述べます。
経済には自由が必要か、経済には介入が必要かと二人は何回も言っています。
こちらが最新のバージョン。トップダウンで経済を良くしようとするケインズとボトムアップで経済を良くしようとするハイエクの対立が鮮明に出ています。積極的な経済政策こそが経済を救うと豪語するケインズに対し、それは政府の腐敗や市場の失敗を招くと厳しく批判します。この二つの動画を見れば、二人が経済についてどのような認識を持っているのかよくわかるでしょう。
この動画を見て何となく思い出すのはツイッター上で経済学者が対立すること、特にリフレ派と呼ばれる経済学者たちとデフレこそが良いと述べる経済学者の根本的な違いはここにあるのではないでしょうか。