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【プロ野球】

筒香、2017年版バット完成 イチローも手掛ける職人と調整

2017年2月10日 紙面から

ブルペンで打席に立ち、目慣らしをするDeNA・筒香(左から2人目)=宜野湾で(小林孝一郎撮影)

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 DeNAの筒香嘉智外野手(25)が9日、宜野湾キャンプでミズノのバット職人、名和民夫さん(49)の訪問を受けた。打撃2冠に輝いた昨季から、わずかにバットを変更。「すごく良いものをつくってもらった。今年はずっとこれでいきます」と感謝した。

 1月中旬、イチローのバットも手掛ける名和さんを岐阜県の工場に訪ね、変更を依頼した。「僕の体の中にいろんな変化があったので、その変化に合わせて」。名和さんによると、打球を捉える先端寄りの部分を若干細く削り、ほんの少し重心を手元側に。長距離打者用の特長を維持したまま、ボールを捉える確率が高くなるという。

 長さ約85センチ、重さ約880グラムはほぼ変わらない。筒香は「そこまで大きな変化はない。僕の感覚と名和さんのイメージが一致した」。達人どうし、常人には分かりかねる繊細な感覚を共有した。

 この日は雨と強風でシート打撃も居残り特打も中止。、三上のブルペン投球で打席に立ち、目慣らしをした。WBC最終登録メンバーも発表され「目標は世界一だけど、全チームといい勝負ができたら」。新たな相棒と世界へ挑む。 (小林孝一郎)

 

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