「複数グループと画像交換」男児へのわいせつ事件で

「複数グループと画像交換」男児へのわいせつ事件で
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NPOのスタッフや小学校の臨時教員ら6人が、幼い男の子にわいせつな行為をしたとして逮捕・起訴された事件で、NPOのスタッフの男は「ほかにも複数のグループと男の子のわいせつな画像を交換していた」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかりました。警察は、押収した動画など10万点以上を分析しています。
この事件は、自然体験教室を開く東京・練馬区のNPOのスタッフ、開發哲也被告(35)や、小学校の臨時教員ら6人が、男の子へのわいせつな行為を繰り返し、その様子を動画で撮影したなどとして逮捕・起訴されたもので、被害者は168人に上ると見られています。

警察によりますと、6人は、開發被告や大学生ら4人のグループと、東京・立川市の小学校の臨時教員、橋本顕容疑者(45)と元教諭の2人のグループに分かれていましたが、双方のグループがSNSで知り合い、一緒に動画などを交換するようになったと見られています。

さらにその後の調べで、開發被告は「SNSなどを通じて知り合ったほかの複数のグループとも、男の子のわいせつな動画を交換していた」と供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。

押収された動画などは10万点以上に上り、ほかのグループから入手したものもあると見られ、警察は、開發被告を中心に複数のグループと動画などを交換していたと見て詳しく分析しています。