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zoom RSS Windows7へのソフトインストール(2) PalmDesktop編TXもTJ25もOK

<<   作成日時 : 2012/11/10 11:56   >>

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今回は、Palm用のPalmDesktopのインストールについて書いておきたいと思います。

すでに先人が実施していて、PalmDesktop 4.1.4は、Win7 64bit版にインストールすることはできるとの情報がありました。

ちなみに、いまだに活用しているのは、PalmTXで、ソニーTJ25もまだ、生きている状態です。

 

以前にPalmTXを導入したときのやり方もふまえ、まず、TX付属のCDを使って、PalmDesktopをインストールしました。途中、ネットに接続して、最新のファイルを調べるような選択がありましたが、すでにサポートされていないようで、アクセスができません。そのため、そのようなチェックはせずにインストール作業を継続します。

 

HotSyncを開始して下さいとのメッセージが出たところで、その作業は保留の状態にしました。それは、64bit用のUSBドライバをインストールしていないためです。

 

ハードウェアウィザード(hdwwiz)を起動して、ファイルを指定してのインストールを実行します。 ファイルは、ACEECA社から64 bit USB Windows Driver for Palm/Garnet OS(リンク先が見つからないときは、WEB検索してみて下さい)をダウンロードしたものです。

image

この後、なぜか再起動を促され、実行したら、途中でPCがハングアップしたような感じに思えたので、仕方がないので、リセットボタンを押して再起動しました。ウインドウズに問題があった旨表示されるが、Safeモードではなく、通常起動で、Win7を起動させました。
起動後、PC上でHotSyncを起動して、TXを接続し、HotSyncボタンを押すと、ちゃんと、Win7上で、認識してHotSyncが始まりました。PC側は白紙状態と、最初のHotSyncのためか、相当時間がかかります。不安ですが、待ちます。Palm上の画面では、Calendarの表示があり、そこで、止まっているような感じと思いましたが、リセットしようかと思い始めましたが、10分ほど経過して、Contactsへ処理が移動。30分くらいで、Hotsyncが完了しました。
よく理解していない状態なのでが、XPと違い、Win7では、管理者権限での起動というのがあり、それが必要のかとも思いました。しかし、きちんとHotSyncが完了したので、大丈夫そうと思いました。 ところが、PalmDesktop上では、何もデータが反映されていません。文字化けとかではなく、まったく何もデータが表示されないのです。ミスったかと思いましたが、PC上には、ファイルがそれなりのサイズで作られているので、別要因かと思いました。わかっているわけではありませんが、例の管理者権限でPalmDesktopを起動し直してみると、文字化け状態ですが、データが表示されるようになりました。

以前実施したように、regeditで、
[HKEY_CURRENT_USER\Software\U.S. Robotics\Pilot Desktop\Core]
FontCard
FontGeneral
FontUser
FontSmall
のフォントをM S Pゴシックに変更して、PalmDesktopを起動すると、見事、元のように表示できるようになりました。Windows7なら、メイリオの方がよいのかな?

そして、もう一度HotSyncすると、今度は、Document goで、エラーが発生。どうやら、一度もDocuments To Goを起動していないことが原因らしく、PalmDesktopの左側にある起動ボタンを押して、実行してみます。その後、再度、HotSyncすると、問題なくなった様子。

 

実は、このインストール作業は、2回目のトライでした。1回目は、何も考えずに、USBのドライバもインストールせずに、HotSyncボタンを押したら、TX本体がリセットされ、その後も、ケーブルをPCに接続するだけで、リセットされるという最悪の状態になってしまいました。どうしようと思っていたのですが、上述のように、TXは従来のPalmDesktopを使って、64bitのUSBドライバを使うことで、HotSyncできるようになりました。

 

以前から、Timeconduitを時計を合わせるのに使っていました。すでにダウンロードサイトは閉鎖されていますが、元ファイルを持っているので、それを使ってインストール作業をしてみます。 Win7なので、管理者として実行して、インストールは行いました。そうして、HotSyncのアイコン上で、右クリックしてCustom...を選び、timeconduitをダブルクリックすると、設定画面が表示されますので、そこで、必要な設定をします。チェックもできますし、PC側の時計も調整が可能です。特に問題なく、HotSync時にサーバーにアクセスして時間を調整してくれるようになりました。


さて、TJ25のSyncがまだです。でも、WEBで検索しても、できたという情報もあるものの、今年の情報では、ドライバがインストールできないという情報しか見つからず、ダメそうです。

実際にやってみると、私の環境でも64bit USBドライバのインストールのところで、跳ねられました。 こちらは、実際には全然使っていないので、そろそろサヨナラしないといけないでしょうかね。

 

でも、やり方を見つけました。TJ25のドライバの更新ができたのです。

先に使った64bit USBドライバのファイルの中にAceecaUSBDx64.infがありますが、そこに、TJ25が対象として定義されていないため、ドライバ更新で、はねられてしまったようです。デバイスマネージャーのプロパティで、ハードウェアIDの値が、PID_0169となっていたのを確認できたので、.infファイル内のそれらしきところに、追加してみました。

 

以下のような感じ、左の数字(コロンまで)は行数です。

128: %CLIE_DEVICE_ID_08%        = DriverInstall,USB\VID_054C&PID_0169
272: %CLIE_DEVICE_ID_08%        = DriverInstall.NTamd64,USB\VID_054C&PID_0169
483: CLIE_DEVICE_ID_08        = "Sony Handheld"
594: CLIE_DEVICE_ID_08        = "Ordinateur de poche Sony"

修正は、メモ帳とか、テキストファイルを扱えるものなら何でも良いと思います。

594行目は、多言語対応のフランス語の部分で、その他にも、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の部分もありましたが、使わないので修正は不要と考え、修正は加えませんでした。 この変更を実施すると、ドライバのインストールができました。

 

あとは、普通にHotSyncすればOKです。 これで、今まで使っていたとおりに、PalmDesktopが使え、かつ、USBでのHotSyncができるようになりました。

ちなみに、PC上で動かすHotSyncマネージャーも管理者として起動しないと、TJ25の方はうまく動きませんでした。 また、管理者として実行するソフトは、スタートアップに入れても起動しないということで、タスクスケジューラで、ログオン時に起動させるようにしないと、だめなようです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
TJ37使用者です。Windows 64bitマシーン上でドライバーがインストールできず困っておりました。TJ37は25とデバイスIDが同じでしたので、こちらを参考にinfファイルを書き換え無事インストール終了、Hotsyncもできました。半年間の懸案が解決し、暫くClieが使えそうです。どうも有り難うございました。
Nichi
2016/03/09 21:44
コメントありがとうございます。書き込みに気づきませんでした。申し訳ございません。
まだ、Palmを使っている方がいたのですね。記事が役に立ったとのこと、うれしいです。
私もまだ、Palmを使っているのですが、最近少し使用頻度が下がってきている状況です。そろそろスマホかとも思っている今日この頃です。
KazHat
2016/03/14 23:54

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