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【ドラニュース】

吉見、3つのテーマでステップUP

2017年2月10日 紙面から

サインプレーの練習で駆け出す吉見(篠原麻希撮影)=北谷公園屋内運動場で

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 中日・吉見一起投手(32)が実戦モードに入っている。沖縄・北谷球場で行われている春季キャンプ第2クールの9日、ブルペンで変化球を交えて80球を投げた。実戦登板から逆算して今クールは「セットポジション」「変化球」「間合い」の3点をテーマに掲げ、調整のギアを上げていく。

 脳内にイメージした通りに投げられているか−。一球一球、丁寧に、吉見が腕を振る。変化球を交ぜつつ、コースに投げ分けていく。途中から左打席に大島を立たせるなど「簡単に言えば投げただけ」と表現した第1クールより実戦仕様になってきた。第2クールで掲げるテーマは3つだ。お題に沿った投球練習を淡々と繰り返した。

 「ワードで言うと、セットポジション、変化球、間合いですね。特にきょうのブルペンではしっかりやりました。自分のやりたい意図を整理して出す。習慣づけですね」

 すべては実戦で数ある場面を想定してのこと。「試合中は振りかぶるよりも、セットポジションで投げる方が多いですから」。走者なしで試合を進められれば最高だが、走者を置いた状態でいかに抑えられるかが鍵になる。「ストライクを取りに行くのか、ボールを投げるのかも考えている」。ボールカウントも細かく想定しつつ、変化球の軌道や感覚もチェックしている。

 

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