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『ニュース女子』長谷川幸洋のネトウヨ的反論がヒドい! 自分でヘイトデマ流しながら東京新聞謝罪に「言論の自由に反する」

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『ニュース女子』HPより


 やはりというべきだろう。『ニュース女子』(TOKYO MX)問題で渦中の東京新聞論説副主幹・長谷川幸洋が猛然と反論主張を開始している。

 本日10日、長谷川氏は「現代ビジネス」(講談社WEBサイト)の連載コラムに「東京新聞論説主幹と私が話し合ったこと」と題し、『ニュース女子』問題に対する東京新聞の対応に噛み付いたのだ。

 だが、その内容は語るに落ちたというべきものだった。まず長谷川氏は、2月2日に東京新聞が掲載した謝罪文の『ニュース』女子問題に)“対処する”という言葉をあげ、〈「不始末を犯した長谷川を処分する」と世間に公表したようなものだ〉とした上で、〈何が不始末だったのだろうか〉と開き直った。さらに〈私は司会者であり、論評したのは別のコメンテーターたちとビデオ出演した地元関係者である点も言っておきたい〉などと主張する。

 長谷川氏はMCが番組の“顔”であり、その内容や方針を決定し、番組中もVTRの内容や発言をチェックする責任ある立場だという自覚がないらしい。しかも、長谷川氏は番組中、軍事ジャーナリストの井上和彦氏のデタラメな沖縄取材やその解説に、うなずいたり、嬉しそうに同意、また沖縄への差別を助長するような誘導質問さえ行っていた。また、『そこまで言って委員会』(読売テレビ)などでも、同様の沖縄ヘイト発言を行っていた。それを棚に上げて、番組コメンテーターや沖縄の地元関係者に責任転嫁するとは、卑劣としか言いようもない。

 しかも笑ったのは、長谷川氏がまさに本サイトが予想していたとおり、今回の東京新聞の謝罪を“言論の自由”に反するなどと言い出したことだ。長谷川氏は自分が批判され処分されるのは、〈意見が新聞と異なる〉から、つまり、東京新聞の編集方針、社是に逆らったことであり、これは言論の自由に反するなどと主張したのだ。

 言っておくが、これは完全に問題をすり替えるネトウヨ論法にすぎない。長谷川氏が世間や自身の所属する東京新聞に非難されているのは、編集方針に逆らったからでは決してない。問題となった1月2日の『ニュース女子』が、沖縄の基地問題に対し、何の取材も裏付けもなく反対派を誹謗中傷し、デマを垂れ流したからだ。長谷川氏が東京新聞論説副主幹の肩書きで司会をつとめる番組で、沖縄基地問題を矮小化し、貶め、茶化し、バカにし、反対派を攻撃するためだけの番組を作り、それを先導したからだ。

 今回の「ニュース女子」で繰り広げられたのは、「言論」でもなんでもない。はっきりいって意図的に事実を歪めた、政治的プロパガンダであり、かつヘイトでもある。

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