参考書をけっこう紹介したりはしてますが
私がAmazonリンクを貼っていないのには
理由があります
まあ、売り込みをしたくないというのも理由の1つですが...
大きな理由は
『参考書問題集は一度本屋で手に取って中身を読んでみてほしい』
という気持ちがあるからです
参考書や問題集を選ぶのは
これから長く付き合う恋人を選ぶ感覚に近いのかなと考えています
Amazonでボチっと買ってみて
どれほどの参考書問題集が
御本人さに長く愛されてたりするのでしょうか?
レビューを読んで
人気があれば⭕
人気がなければ❌
みたいに選ぶことが
御本人さんに合う本を選ぶ基準になるのかと以前から思っていました
(他人基準は相対評価的に大切かもしれませんが、御本人さまの絶対性にはつながらないのでは...と思うのです)
一度レビューを読んでみるのは
何かの基準作りには役に立ちますが
やはり手に取ってみないと
中身の実情は分からないのじゃないかな
と思います
活字の大きさ、色使い、本の厚さ(内容の熱さかも)、紙質、読んでみての分かりやすさ、
こういう感覚は
自分が付き合っていくからこそ大切にしていかないといけないのではないでしょうか?
古くからあるもの
みんなが使ってる
=安定・安心
という価値基準も
年々、改良を重ねた新しく分かりやすくなってきている現代の参考書問題事情には
もしかしたら当てはまらない時代にもなってきてると感じています
新しいスタンダードになるべく本が生まれてきても、手に取ってもらえなければ、そのうち意図せず廃版を迎えてしまいます...
手に取って本を選ぶ時代でなくなってくれば、他人基準=みんなが言ってるからいい本なのだろう、という思い込みでそれを良いと考える迎合基準で自分を合わせていく流れにもなるわけです
そこに主体性はあるのでしょうか?
勉強は能動的行為でやらないと
何も身につかないわけですから
本屋で手に取って比較検討する苦労をして
初めて勉強への能動的な気持ちにも繋がるような気がしますし
モノを選ぶ基準も自然と作り上げていけるのではないかと思います
『見る目・判断する心を養う』
そういう自己責任である行為を
参考書問題集を選ぶ際にもすることで
(出来れば自分のお金で買ってみて)磨かれていくような気がするのです
話が微妙に逸れましたので
元に戻して...
参考書問題集は
みんなが勧めるので
手に入れてはみても
皆さんに
一律の成果をもたらすものではありません
自分に合わなくでも無理に使うことで
苦痛を招き、挫折を招き、自信を喪失させることにつながるかもしれないのです
分かりやすいもので理解するのも
分かりにくいながらに考えて理解するのも
学習プロセスとしては
もたらす結果は同じです
どっちが自分に合うのか
よく考えながら
参考書問題集を選んでみてください
これはレビューを読むだけでは
全く分からないことでもありますよ
人の意見の前にまずは自分の気持ちを大切にしてみてくださいね