おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
『テファリキ』という言葉を聞いたことはありますか?
実はこれ、”子どもに寄り添った教育が行われている”ということで世界からも注目されている、ニュージーランドの幼保統一カリキュラムのことなんです!
今日はこのニュージーランドのカリキュラム、『テファリキ』に迫ります!
『テファリキ』ってどんな意味?
『テファリキ』とは、ニュージーランドの先住民マオリの言葉で「編んだ敷物」という意味。
これは、”多様なバックグラウンドを持つ子ども達の「誰もが乗ることのできる敷物」”を象徴していると言われています。
この”編み物”という表現がぴったりなように、テファリキは4つの原則と5つの要素を組み合わせて構成されています。
☆テファリキの4つの原則☆
・Empowerment:
幼児教育で、学び・成長する力を子どもに身につけさせる=子ども自身が力を付ける
・Holistic Development:
幼児教育は、子どもが学び、成長していく全体的なあり方を反映する=全人的成長
・Family and Community:
家族やコミュニティといったより広い世界は、幼児教育には必要な要素である=家族と地域の中で育つ
・Relationships:
子どもは、他の人々や場所・物との双方向の関係性を通じて学んでいく=さまざまな関係をつなげる学習
☆テファリキの5つの要素☆
・Well-being:
子どもの健康と幸福が守られ、育まれる=子どもの健康と幸福
・Belongings:
子どもと家族が所属感を感じられる=子どもの個性と性格
・Contribution:
学習の機会が平等であり、子ども一人ひとりの貢献が価値あるものとされる=子どもの学び
・Communication:
自分たち、そして他の文化の、言語や象徴が育まれ守られる=対話力・発言力
・Exploration:
子どもは、自分から様々なことを試すことを通じて学ぶ=体験による探求
このような原則と要素をみると、”なんだか難しそう・・・”と感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
すっごく簡単に言うと、”子どもたちに様々な遊びを体験させることが重要!”ということです。
”ちょっと危ないかな”と思うことでも、きちんと見守り、体験させることで、子どもは大きく成長するのです。
子どもにとって遊びは、これからの学びの旅の始まり!
テファリキでは、子どもにとって遊びとは、”これからの学びの旅の始まりであり、遊びを通じて学ぶことへの情熱と愛情を育てていく大切な時期”だと考えられています。
せかいくも、この考えには大いに共感!
乳幼児期の子どもたちは遊びが仕事!ぜひたくさん遊ばせて、学びへの情熱と愛情を育ててあげて下さいね。
最後に、印象的な言葉を添えて、今回の記事をしめたいと思います。
『子どもが遊びを通じて学ぶこと、それは、
コミュニケーションの手段
疑問などを解決したり、調べること
大きさを比較したり、測定をしたりする数学の概念
推測したり、実験をしたりする科学への興味
芸術や音楽、想像力を働かせ、自分を表現するということ
考えや物を探求する心
自分または他の文化への喜びを育むこと』
子どもの可能性は無限大!
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