組立式和室【庵(いおり)】について

数年前から開発に取り組んでいます組立式和室【庵(いおり)】ですが、最初の輸出先はタイのBKKでした。そして今月、このタイの富裕者向けの月刊誌RBSC(ロイアル・スポーツ・オブ・バンコク)にこの組み立て式和室の広告が掲載されるとのことです。

とても当研究所だけでしたらこのような広がりは不可能であったと思っています。
モノサシパブリッシュ関氏、吉田氏NASSET(THAILAND)の来住氏との出会いがあったからですね。関係者の皆様にも深く感謝いたします。

わずかではありますが、日本の森の再生と持続、そして我が国の伝統的技術の継承につながるとともに、日本の素晴らしい和の文化の紹介に貢献できることをうれしく思います。

間もなくYouTubeにも動画がアップされると思いますが、アップされましたらまたこのブログにてお知らせいたします。(北畑)

RSBC(ロイアル・スポーツ・オブ・バンコク

立春。

今日は立春、暖かい日差しの中、有明のビックサイトで開催中の【ナイス・住まいと耐震博】に行ってきました。

ゆりかもめの車窓から豊洲、有明の真新しい建物群が良く見えます。明治時代は海の中だった浅瀬を数十年前に埋め立てて出来た土地です。人々の生活の歴史が作り出す何か目に見えないものが希薄なためなのか良くわかりませんが、私には、漠として冷たい風景に感じます。

【ナイス住まいと耐震博】では、最新住宅設備、耐震、新しい木構造、省エネ住宅設備などを見て回りました。

人は水栓を回すこともなく、トイレの蓋を開け閉めする必要もなく何にもしなくても良さそうですが、これで本当に便利で快適だと言えるかどうか、、、。

夕方、事務所近くで開催中のMiss Dior Grasse in Tokyo のイベント会場に立ち寄りました。美女ばかりが並ぶ薔薇の壁の前に私も勇気を持って並び、記念撮影をお願いしました。(北畑)

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職人の木遣い(気遣い)

金沢は日本の中で江戸時代から脈々と続く伝統的な手仕事が今も残る日本を代表する都市ですね。しかし、この古都においても伝統的な職人の手仕事を生かす機会がかなり減って来ているのだそうです。木造の伝統的な建物が沢山保存され、使われ続ける古都であってほしいと思います。

全てが新建材、金属とガラス、コンクリートの建物になってしまったら、金沢の魅力は半減してしまうでしょうね。

修復のために石森木工に持ち込まれた江戸時代の古い障子を見る機会がありました。

桟の加工の方法は今も江戸時代と同じ道具で同じように作られており、今も繋がっている伝統的な技が残っていることを知り、とても嬉しい気持ちになりました。

また、石森木工社長は、建具の修復に携わる時、昔の職人が常に補修されることを考えた作り方をしていることに感心すると話されました。また、職人の気遣い(木遣い)に驚くとのことでした。

壊れたら新品のものに簡単に取り替える今の社会のあり方に疑問を感じずにいられませんね。23A5810B-1124-4CAF-A66C-DCDCFE666452

そして今日、ある民家の木組みを見ました。そして、加工機械がない時代にこのような美しい木組みを作り上げる職人技に感心したのでした。

美しい木組み

 

 

 

災害復興住宅北沢又地区の見学

福島市内の災害復興住宅北沢又地区の工事現場を見学してきました。数十センチの積雪があるのですが、多くの人達が年度末の完成を目指して急ピッチで作業をしていました。工事作業所の二階から俯瞰すると、驚くほどたくさんの人達が働いていることがわかります。

当研究所が計画に参加し、採用となった街区は一部を残し上棟を終えておりました。他のグループの街区も間も無く追い付くのでしょう。

この計画地は北沢又小学校に隣接しています。小学校の生徒が通学やその他の時にこの街を歩き、自然と住まい手との交流が生まれる街を作りたいとの想いがありました。

松川の 清き流れと 竹駒や  馬場の桜木  歴史ある 美しき地に  聳えたつ  ……

北沢又小学校の校歌ですが、作詞はいわき市出身の草野心平、作曲は福島市出身の古関裕而。夢のような組み合わせの校歌ですね。

松川の清き流れと、歴史ある桜の里(北沢又小学校校章の由来より)にあるこの災害復興住宅が安心安全で快適な暮らしのある街となる事を願わずにはいられません。

私達は、被災された方々が移り住み、暮らしが安定する来年の桜の頃にも訪れてみたいと思います。(北畑)

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新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

正月を食べて飲んでばかりいたので、リハビリも兼ねて街歩き(ポケモンGOのためではありません。)をしています。暖かい天気にも恵まれ、快適な街歩きでした。

内井先生の桜台コートビレッジです。20年ぶりぐらいになるでしょうか。やはり桜の咲く頃にもう一度訪れたいと思います。(北畑)

いい集合住宅は何年たってもいいものです。

いい集合住宅は何年たってもいいものです。

内田繁先生について

日本を代表するデザイナーである内田繁先生が亡くなられました。私の敬愛するデザイナーであり、STRAMDの5期生として、先生の日本文化論の講義を受講出来た幸運な社会人学生でした。

先生が講義中に話される言葉の一言も漏らさずノートに書き留め、スライドを全てスケッチし、まとめの講義録を書きたいためにいち早く手を挙げたものででした。ワクワクして講義を待っていました。先生の講義は、日本文化への深い洞察と世界のデザインの中に宝石のような作品を生み出す実務から生まれたものでした。『近代を疑え!』、先生が繰り返しおっしゃった言葉でした。(北畑)

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古民家の大掃除

我輩は田代島の猫である。名前はまだない。少し遅れてやって来た我ら猫にとって心地よい小春日和のような暖かい日に田代島大泊に数人の人間どもがやって来た。たまに忍び込む古民家の大掃除をいきなり始めやがった。興味深いのでちょっと表敬訪問って奴をやって見た。家具や建具を全部庭に出し、ホウキでパタパタとゴミや埃を集め始めた。いつしか仲間の猫もやって来ていた。我輩も邪魔にならない様に気をつけて奴らの行動を監視、いわゆる人間観察をしたのである。奴らは猫の手も借りたいと話していたが、我輩は何もしない強い信念を持っているので無視したのは言うまでもない。おっと、そこの障子紙は剥がさないでくれ、爪とぎにちょうどよかったのだが、、。

数時間後、見違える様になったことを報告しておこう。奴ら人間にとって心地よい空間は我輩にとっても快適である。

———————————————————–建築家を一時目指そうとした夏目漱石の小説【我輩は猫である】を参考に、昨日の田代島古民家大掃除の報告をしました。(北畑)

原田氏撮影の掃除風景その他

原田氏撮影の掃除風景その他