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【サッカー】

なでしこ、U−20から4人抜てき 高倉監督、新戦力発掘に意欲

2017年2月10日 紙面から

アルガルベ・カップに臨む「なでしこジャパン」のメンバーを発表するサッカー女子日本代表の高倉麻子監督=東京都文京区で

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 日本サッカー協会は9日、女子の強豪が集う国際親善大会のアルガルベ・カップ(3月1〜8日・ポルトガル)に臨む日本代表「なでしこジャパン」23人を発表し、新主将の熊谷(リヨン)や背番号10の阪口(日テレ)らが選ばれた。昨年のU−20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)メンバーからは籾木(日テレ)ら4人が入った。

 2019年の女子W杯や20年東京五輪に向け、本格的なチームづくりが始まる。就任後初の国際大会となる高倉監督は東京都内で記者会見し「選手の組み合わせなど未知数なところもあるが、積極的にチャレンジして力を発揮できるようにしたい」と話した。

 アルガルベ・カップに臨む女子日本代表に30代の選手はおらず、高倉監督は「新しい選手がどれだけできるか見たい」と若手にチャンスを与える考えを明らかにした。注目は「高倉チルドレン」と言える籾木ら4人の新鋭だ。

 年代別代表の監督として手塩にかけて育てたメンバーで、昨年のU−20女子W杯でも活躍した。籾木は153センチと小柄な点取り屋。俊敏なアタッカーの長谷川、左利きのサイドバック北川、安定感のあるGK平尾とともに将来性を高く評価されている。

 今年の公式戦は12月の東アジアE−1チャンピオンシップ(旧東アジア・カップ)だけ。新戦力の発掘に意欲を示す監督は「選手には簡単にポジションをあげるつもりはない。いろんな可能性を見せてほしい」と発奮を促した。

 

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