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【芸能・社会】

長渕熱唱、石坂さん送る お別れの会に2300人

2017年2月9日 紙面から

石坂さんの祭壇=東京都港区の青山葬儀所で(五十嵐文人撮影)

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 虚血性心不全のため昨年大みそかに71歳で死去した音楽ディレクター、石坂敬一さんのお別れの会が8日、東京・青山葬儀所で開かれ、ゆかりのあるアーティストや音楽関係者ら約2300人が出席した。

 弔辞を読んだのはミュージシャンの長渕剛(60)。1988年、東芝EMIの邦楽本部長だった石坂さんの提案で、アルバム収録曲の「乾杯」を新たなアレンジでシングル化して大ヒットさせた。09年にユニバーサルミュージックに移籍したのも、当時同社の会長だった石坂さんのラブコールがあっての決断だった。

 祭壇には石坂さんの写真が入った直径3・2メートルのレコード盤が飾られた。その遺影に向かって長渕は思い出を語りながら、恩人へのありったけの感謝と新たな決意をにじませた。

 「どんなことがあろうとも僕は詞を、曲を書き続けます。歌を放ち、歌に呪(のろ)われ、歌に傷つき、そして歌に喜ぶ。もしも間違ったら人生の譜面に爪を立てて引きちぎってやります。もしも歌で幸せを感じたならば、その譜面を抱き締めて空を見ます。『石坂さん、できたよ!!』って」

 そして、その思いを届けるのにぴったりな自身の楽曲「12色のクレパス」を、ハモニカ演奏を交えて熱唱した。

 【主な参列者】長渕剛、長渕悦子、湯川れい子、富澤一誠、吉川晃司、加藤登紀子、平尾昌晃、久石譲、ミッキー吉野、佐野元春、織田裕二、ジュディ・オング、Chage、SUGIZO、AI、青山テルマ、SHOW−YA、Ms.OOJA、小倉智昭(順不同、敬称略)

 

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