貴族 相葉は推理しない探偵　２年ぶり「月９」フジ系４月スタート

　嵐の相葉雅紀（３４）が、４月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「貴族探偵」（月曜午後９時）に初の探偵役で主演する。相葉が「月９」に主演するのは２０１５年の「ようこそ、わが家へ」以来２年ぶり。

　原作は麻耶雄嵩さんの同名推理小説。相葉演じる主人公「貴族」は自分では推理せず、召し使いが現場に足を運び、捜査する。自らを「貴族」と名乗り、本名含む素性は不明。物腰は優雅で泰然自若。事件が起きても「推理などという雑事は、使用人に任せておけばいいんですよ」と言い放ち、関係者の女性たちとの会話に興じている。「ガリレオ」「鍵のかかった部屋」など人気ミステリーを送り出してきた「月９」から常識破りの異色作が誕生する。

　貴族と鉢合わせする新米探偵・愛香に武井咲（２３）、現場を指揮する刑事に生瀬勝久（５６）。貴族に仕える運転手と執事は滝藤賢一（４０）と松重豊（５４）。メイド役は中山美穂（４６）で月９出演は１５年ぶり。愛香が師とあおぐ女探偵に井川遥（４０）。さらに仲間由紀恵（３７）が「謎の女」役で出演する。

　相葉は「貴族で探偵。この“攻めた”役を楽しめたらと思います。使用人たちは本当に素晴らしい方々ばかりなので緊張しますが、存分に命令させていただこうかと思います」とコメントしている。