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【芸能・社会】

ガッキー「恋ダンス」の次は卓球 瑛太とW主演映画「ミックス。」

2017年2月10日 紙面から

W主演する新垣結衣(左)と瑛太

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 女優の新垣結衣(28)と俳優の瑛太(34)がW主演する映画「ミックス。」(石川淳一監督)が、今年の秋に公開される。今作で天才卓球少女を演じる新垣。昨年は主演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)での「恋ダンス」が大ブームとなった新垣だが、今作では卓球人気の火付け役となりそうだ。

 新垣が演じるのは、母のスパルタ教育により、かつては天才卓球少女として将来を期待されていた28歳の独身女性・富田多満子。交際中だった会社の卓球部のイケメンエースを、新入社員の美人卓球選手に寝取られ人生のどん底に陥り辞職。実家である母の経営していた卓球クラブに戻り、元彼とその恋人を見返すため、瑛太演じる元日本ランカーのプロボクサーで、暴力事件で妻子に見捨てられたクラブの新入部員・萩原久とペアを組む。2人は全日本卓球選手権の男女混合ダブルス(ミックス)部門への出場を決意する。

 新垣が出演していたドラマ「リーガル・ハイ」(フジテレビ系)シリーズの古沢良太さんが脚本を手がけるロマンチックコメディー。物語の主軸は多満子と萩原の恋模様だが、卓球の技術も重要な要素となるため、今月中旬のクランクインに向け、新垣と瑛太は未経験の卓球、そしてペアでのプレーを猛特訓中だ。

 1カ月ほど前から元実業団の選手に指導を受けているが、すでに指導者相手ならずっとラリーを続けていられるほど上達。瑛太は利き手と逆の左手でのプレーにもかかわらず、すでに違和感なくプレーし、相性のいい右利きと左利きのペアとあってコンビネーションも抜群だという。

 1月23日に初めて新垣とペアの練習をした際、瑛太は「これはいけるぞ!」と大声でその場を盛り上げたという。その時の心境を瑛太は「(新垣を)最初『ガッキー』と呼べばいいのか『新垣さん』と呼べばいいのか分からなかったので、『ガッサン』みたいなふうに呼んでしまって、その照れ隠しで練習中『これはいけるぞ!』と声を出してごまかした」と振り返った。

 日本選手の世界レベルでの活躍があり卓球中継は人気。今作はその人気を後押ししそうだが、作品について新垣は「台本を読んで感じたことは“元気になれる、背中を押されるお話”だと思いました。時に泥くさく、時に笑えて楽しい映画になると思います」とPRした。

 

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