札幌市発注の円山動物園の工事を巡る入札で不正があった可能性があるとして市が調査を行っていることがわかりました。
問題となっているのは円山動物園のアフリカゾーンの柵の工事でおととし6月に指名競争入札が行われました。5社が参加して札幌の建築金物製作会社が320万円で落札したことになっていますがこの会社の元社員の男性は不正があったと話しています。男性は市の担当者から「忙しいので入札はやらない」と説明を受け他の4社からは書類だけ回収して入札を行ったことにしたということです。札幌市は「事実関係を確認している」としています。