放っておきがちな足のケア
今も思い出すだけで、身震いする「人食いバクテリア」の日々。日常からできる予防法はないのでしょうか? 東京女子医科大学感染症科教授の菊池賢さんに聞きました。
菊池さんは「人食いバクテリア」をこれまでに10例ほど診てきました。よく手足から感染すると言われていますが、菊池さんは「足の傷から感染するケースがほとんど」といいます。
家族と温泉旅行に行き、転んで足に傷を作った人が、骨は折れていないのに発熱に。気がつくと、足がパンパンに腫れていた、といったケースがあったそうです。
「手と違って、足のケアは放っておきがち。それが、足からの感染が多くなっている理由だと私は考えます。発熱したときは、症状が進んでいる段階。傷ができた時は乾燥させたり、すぐに消毒したりして、まめなケアを心がけてください」と語ります。
実は「人食いバクテリア」には、抗生物質のペニシリンが効果的で、治療法は確立しています。菊池さんは、できるだけ早く発症に気づいて、病院にかかり適切な治療を受けることが重要だといいます。
「とくに高齢者、中でも寝たきりや認知症の人は足のケアに目が向かない可能性があります。少しでも足の傷に気をつけてください」
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