楽天店舗装った「プレゼント当選」メールに注意 - 偽サイトは1万4000件超
楽天は、同社ショッピングモールへ出店しているショップを装ったメールや詐欺サイトに注意するよう呼びかけている。同社が把握している偽サイトは1万4000件を超えている。
店舗を装ったメールの例(画像:楽天)
同社によれば、楽天市場へ出店しているショップを装い、「商品券が当選した」「ポイントギフトカードプレゼント」などとだまし、送付先の登録が必要などと外部サイトへ誘導する悪質なメールが確認されているという。
さらに商品の発送メールに見せかけるケースも確認されており、同社では身に覚えのないメールが届いた場合は添付ファイルを開かないよう注意を喚起している。
画像などを盗用する偽サイト(画像:楽天)
またショップを偽装した詐欺サイトも後を絶たず、同社が更新しているリストに登録されたURLは、すでに1万4400件を超えている。
商品の画像やロゴなどを正規サイトから盗用し、見た目だけで偽装サイトと判断するのは難しく、URLに「rakuten」などの文字列を含ませるといった工作を行っているケースもある。
こういったサイトでは、金銭をだまし取られたり、個人情報を詐取される可能性があるほか、パソコンがマルウェアに感染するリスクもあると同社は指摘。利用者へ注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/02/09 )
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