ワンピースの新刊が出た。
84巻。
もう何巻からか付いて行けなくなった。。。
という元ファンの人も多いのではないだろうか。
「空島あたりからよく分かんなくなった」
個人的によく聞くワンピース第1脱落ポイント。
空島編。
そこを乗り越えて大大大ヒットのブーストがかかる頂上戦争編を乗り越えてやってくる第2脱落ポイント。
魚人島編。
自分はちなみに全巻コミックスを持っている。
連載当初からの大ファンである。
ファンである故にワンピースを読まなくなってしまった人達を見ると悲しくなる。
「戦闘描写がごちゃごちゃしてて分かりにくい」
「いろんなキャラクターがたくさん出て来て話が分かりにくい」
などなどアンチからは辛辣な言葉が投げかけられる。
まぁ、各々の捉え方は違うから気持ちも分からんではない。
自分は週刊少年ジャンプで読むだけでなく、コミックスも買っている。確かに週一回のペースで読んでいくと完璧に理解するのは難しいかもしれない。大筋は分かるが。コミックスで補完できれば間違いない。
少し読み方を変えて、各ストーリー毎区切って、コミックスでまとめ読みすると作者尾田先生の話の作り方が非常に上手いことが分かる。
複数の局面を同時進行させ、それでいて最終的に全てを上手く繋げているし。
1つ前のシリーズ、「ドレスローザ編」はソコソコの巻数を誇るのだが、これをこの前の休日でまとめ読みしたらまぁー面白くて止まらなかった。
展開の仕方が本当に素晴らしい。
子供の様にワクワクしながら読むことができた。
主人公ルフィと敵の親玉ドフラミンゴと対峙するところはテンション上がった。まさに王道漫画とはこのことである、という盛り上げ方であった。
「漫画読んでる暇あったら勉強しなさい!」
漫画好きの人は親から1度は言われたことがあると思う。
確かに漫画は特に人生の役に立たない。
別にワンピースの内容を全部覚えたからといって社会に貢献することは難しい。
とある漫画家が漫画を「駄菓子」や「ジェットコースター」に例えていたのを覚えている。
"身体の栄養にはなり得ないが、食べている間、乗っている間はそれだけに夢中にさせてくれる"
こういうニュアンスのことを言っていた。
そうなのだ。
漫画はあくまで娯楽。しかし、その娯楽から生まれるもの得られるものは必ずあると自分は思う。
どんなものも活かし方は自分次第であることは間違いないだろう。
さてさて。
今日は「海賊王に俺はなるッ!」のテンションで仕事を乗り切ろうと思う。どーん。
ではでは:)