シュレイマニエ ジャミィ

24June.'96(Mon)




午前中は郵便局に行ったり、動物園に行ってスケッチしたりした。14:00に宿に戻ると、けんタンがいた。この前ユミコと行った、セツコさんに教えてもらった店に行って昼食をし映画館に行くと、見たかった映画(ブレイブハート)の時間が合わなかったので、違う無名の映画を見ることにした。

イスケンデル ケバブ

トラム沿いにある映画館は、これがトルコ?って驚くぐらい綺麗で広い。地下3階まである新しい映画館なのだ。

映画の内容は超ツマラなくて、けんタンは寝てた。夕方、イスタンブール大学の塔に登ることにした。時間が遅かったのか、イスタンブール大学には入れず、大学前の広場でスイカを買って食べた(T.L.20,000)。種を飛ばしたりして遊んだ。

イスタンブル大学の前でスイカを食べる

スレイマニエ ジャミィに行った。このモスクは初めて。すごく大きく、そこからはイスタンブールが見渡せとても気持ちが良い。中に入るとブルーモスクとは対照的で印象的な赤でステンドグラスが美しい。

シュレイマニエ ジャミィとは、天才建築家スィナンによって造られた。ファティフ ジャミィに比べると小さいけど、華麗さと荘厳さでは勝っている。シュレイマン1世とロクザーネの霊廟がある。ロクザーネとはシュレイマンが夢中になった皇后ね。

シュレイマニエ ジャミィから

いつものレストランに夕食しに行くと。セツコさんを はじめ、お店の人は皆、私達を見てニヤニヤする。きっとなにか誤解しているのだろう。手も繋いだことないのにね〜。

食事をしていると、すると凄い格好をした日本人がやって来た。一見、インド帰りっぽい。確かに服装はインドだ。渋谷駅の前で踊ってる集団のような格好だ。でも服は真新しく、肌も焼けてない。気合が入ってるだけの人かも...。けんタンといろいろ想像してみた。

セツコさんに聞いてもらったら、結局インドネシア経由で1週間の休みで来たサラリーマンだそうだ。胡散臭い格好をした彼に、よあけっち達はもっと胡散臭そうな目で見られた。そりゃサラリーマンから見れば、けんタンは相当 胡散臭いだろう。

けんタンは出発を延ばし、私が飛行機に乗った後に出発すると言ってくれた。素直に嬉しかった。彼が私のことを好きになっているのがよーく判る。でも誘ってきたり絶対にしない。とてもシャイで紳士的なのだ。私もそんな彼を好きになりかけているかもね。でもよく判らない。

素直じゃないね。

絨毯屋の上のレストラン。
左からウエイターの兄さん、せつこさん、夜明、けんタン

テラスでワインを飲んだ。隣室に滞在してたトルコ人に勧められ、明日はプリンセス諸島に行くことにした。とてもキレイだという。楽しみだ。