産経フォト

日系飛行士のボール宇宙へ シャトル事故から31年

ニュース

日系飛行士のボール宇宙へ シャトル事故から31年

更新 sty1702090003
 国際宇宙ステーションで撮影されたエリソン・オニヅカさんのサッカーボール(NASA提供・共同)  国際宇宙ステーションで撮影されたエリソン・オニヅカさんのサッカーボール(NASA提供・共同)
 エリソン・オニヅカさん(AP=共同)
画像を拡大する
 エリソン・オニヅカさん(AP=共同)フルスクリーンで見る 閉じる

 1986年1月の米スペースシャトル「チャレンジャー」の爆発事故で死亡した日系人宇宙飛行士によって機内に持ち込まれ、残骸から回収されたサッカーボールが、悲劇から約31年を経て国際宇宙ステーションに運ばれた。米航空宇宙局(NASA)が8日発表した。
 この飛行士は日系米国人として初めてシャトルに搭乗したハワイ州出身のエリソン・オニヅカさん。
 ボールは、オニヅカさんの娘が所属していた、米南部ヒューストンにあるNASAジョンソン宇宙センター近くの高校のサッカーチームからオニヅカさんに贈られた。チャレンジャーは打ち上げ後73秒で爆発。米メディアによると、機体が爆発した後、海に落下した残骸の中からボールが奇跡的に原形をとどめたままで回収され、同校で保管されていた。(ニューヨーク共同)

スゴい!もっと見る

瞬間ランキングもっと見る

話題のランキング