神男に触れようと下帯姿で激しくもみ合う男たち=愛知県稲沢市の国府宮神社で2017年2月9日午後5時32分、兵藤公治撮影
愛知県稲沢市の国府宮(こうのみや)神社で9日、奇祭「はだか祭」が行われ、下帯姿の裸男たち約8000人が参加した。
神男(しんおとこ)を目掛けてぶつかり、触れると厄が落ちるとされる伝統行事。今年の神男の松岡武弘さん(30)=同県清須市=が集団に飛び込むと、「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声とぶつかり合いが始まった。
寒空の下、浴びせられる水と熱気で湯気が立ち上り、祭りはクライマックスを迎えた。【河部修志】