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客観的に現代のプロ野球やメジャーリーグのレベルが昔より低いのは当然   「数字が低い」 客観的に現代のプロ野球やメジャーリーグのレベルが昔より低いのは当然   「数字が低い」
February 09, 2017 15:17:32NEW ! November 10, 2016 08:31:43
テーマ:野球 テーマ:野球
再掲記事になります。 前回の記事の続きのようになります。
興味あるヒトはお付き合いを。 興味あるヒトはお付き合いを。
過去にも似たような記事を書いた記憶がありますが 過去にも似たような記事を書いた記憶がありますが
http://ameblo.jp/miumalovely/entry-12094296221.html http://ameblo.jp/miumalovely/entry-12094296221.html
まあご愛嬌。 まあご愛嬌。
さて綴っていきます。 さて綴っていきます。
やたらと現代のプロ野球やメジャーリーグのレベルを美化して やたらと現代のプロ野球やメジャーリーグのレベルを美化して
持ち上げて 「現代はレベルが高い」 と言うアホ人がいます。 持ち上げて 「レベルが高い」 と言うアホ人がいます。
客観的に残している数字が全体的に低い状態なのにレベルが高いと吹聴する行為は違和感や訝りしか覚えません。その全体的な数字の低さは80年代前半をピークにどんどん顕著になっています。 客観的に残している数字が全体的に低い状態なのにレベルが高いと吹聴する行為は違和感や訝りしか覚えません。その全体的な数字の低さは80年代前半をピークにどんどん顕著になっています。
例えば 例えば
打者で言えば 打者で言えば
優秀な打者(3割30本を残せる打者)が少なくなってきたこと。 優秀な打者(3割30本を残せる打者)が少なくなってきたこと。
極端な打者が多くなってきたこと(打率は高いが長打がダメで打点もダメ=イチローのような打者。打率は低いが長打は放てて打点は高い打者=ランスみたいな打者。) 極端な打者が多くなってきたこと(打率は高いが長打がダメで打点もダメ=イチローのような打者。打率は低いが長打は放てて打点は高い打者=ランスみたいな打者。)
そして、打率も長打も打点もそうでもない下層の選手の層がかなり多いこと。 そして、打率も長打も打点もそうでもない下層の選手の層がかなり多いこと。
投手で言えば 投手で言えば
完投能力が非常に乏しく投げぬく能力が無い投手。 完投能力が非常に乏しく投げぬく能力が無い投手。
連投もしていないのに、登板間隔を異様に空けているがスタミナが無い投手。 連投もしていないのに、登板間隔を異様に空けているがスタミナが無い投手。
投げるイニングが異様に少ないのに防御率がやたらと悪い投手(メジャーでよく見られる) 投げるイニングが異様に少ないのに防御率がやたらと悪い投手(メジャーでよく見られる)
試合数が多いのに、残す数字(例勝ち星)が異様に少ない投手 試合数が多いのに、残す数字(例勝ち星)が異様に少ない投手
客観的に、現代のプロ野球やメジャーリーグは 客観的に、現代のプロ野球やメジャーリーグは
全体的に残している数字が低いです。 これは間違いない事実であって、示される数字がそれを証明しています。 全体的に残している数字が低いです。 これは間違いない事実であって、示される数字がそれを証明しています。
で、中には先ほど書いたように で、中には先ほど書いたように
こういうバカ人がいます。 こういうバカ人がいます。
「今はレベルが全体的に高いから、残せる数字が低いだけだ。突出した数字も残しにくい。 「今はレベルが全体的に高いから、残せる数字が低いだけだ」
これは本当に見苦しい言い訳というか これは本当に見苦しい言い訳というか
小学生レベルの発想です。 小学生レベルの発想です。
証明しましょう。
例えば 例えば
日本のプロ野球で言えば90年代前半~2000年代前半は 日本のプロ野球で言えば90年代前半~2000年代前半は
残す数字がやたら低く、例で挙げると 残す数字がやたら低く、例で挙げると投手の最優秀防御率も3点台で決まった年もあります。(日本野球機構を参照) 28本でホームラン王、80打点で打点王が決まった年もあります。オレは当時 「レベルが低い」 と失笑しました。よく覚えてます。
投手の最優秀防御率も3点台で決まった年もあります。(90年代終わり~00年初め。日本野球機構を参照) 28本でホームラン王、80打点で打点王が決まった年もあります(95年日本野球機構参照)
オレは当時 「レベルが低い」 と失笑しました。よく覚えてます。
さあ、その当時野球を見ていた人、その当時を思い返してみてください。 さあ、その当時野球を見ていた人、その当時を思い返してみてください。
「全体的にレベルが高いからその低い数字だったんだ」 「全体的にレベルが高いからその低い数字だったんだ」
と発言したかどうかです。 と発言したかどうかです。
仮に発言した(思っていた)としましょう。 仮に発言した(思っていた)としましょう。
ここでツッコミが入ります。 ここでツッコミが入ります。
「じゃあ、ここ最近(ダルビッシュが日本にいたときとか)防御率1点台が続出していた日本プロ野球を鑑みると、その当時(全体的に選手が低数字であった90年代前半~00年前半当時)より、『今のほうがレベルが低い』と言うことを認めると言うことだね?」 「じゃあ、ここ最近(ダルビッシュが日本にいたときとか)防御率1点台が続出していた日本プロ野球を鑑みると、その当時(全体的に選手が低数字であった90年代前半~00年前半当時)より、『今のほうがレベルが低い』と言うことを認めると言うことだね?」
ということです。 ということです。
でも、矛盾してるんですよ(笑) でも、矛盾してるんですよ(笑)
何が? 何が?
その(レベルが低いであろう)現代のプロ野球やメジャーの世界を矛盾したように「レベルが高い」と発言したり、持ち上げたり崇拝したり、美化したりしてるじゃないの(笑) その(レベルが低いであろう)現代のプロ野球やメジャーの世界を矛盾したように「レベルが高い」と発言したり、持ち上げたり崇拝したり、美化したりしてるじゃないの(笑)
矛盾点、ここまで書けば、現代擁護派のバカな諸君でもわかるでしょう。 矛盾点、ここまで書けばバカな諸君でもわかるでしょう。
よって、ここでこういう判断になってしまいます。 よって、ここでこういう判断になってしまいます。
「現代のプロ野球・メジャーリーグファン(若いファン)は、選手の残す数字が全体的に低かろうと高かろうと『問答無用でレベルが高いと無条件で思わないと気がすまない(レベルが高いと吹聴しないと気が済まない)」 「現代のプロ野球・メジャーリーグファン(若いファン)は、選手の残す数字が全体的に低かろうと高かろうとレベルが高いと無条件で思わないと気がすまない(レベルが高いと吹聴しないと気が済まない)」
ということです。 ということです。
で、かつてオレが指摘したように客観的な数字の出番なのです。 で、かつてオレが指摘したように客観的な数字の出番なのです。
「残す数字が乏しいのに、レベルが高いと判断する行為は矛盾するし、無理がありすぎる」 「残す数字が乏しいのに、レベルが高いと判断する行為は矛盾するし、無理がありすぎる」
ということです。 ということです。
例えば大相撲で話を変えてみましょう。 例えば大相撲で話を変えてみましょう。
いつだったかな、11勝敗で5人の優勝決定戦までもつれて武蔵丸が11勝4敗で幕の内最高優勝を果たした年がありました。 90年代中盤だったかな。 いつだったかな、4人の優勝決定戦までもつれて武蔵丸が11勝4敗で幕の内最高優勝を果たした年がありました。 90年代中盤だったかな。
オレの親父が失笑して、このように吐いたのを覚えています。 オレの親父が失笑して、このように吐いたのを覚えています。
「レベルが低い(笑)」 「レベルが低い(笑)」
これって、結局、全体的にレベルが高かったから15戦全勝とか14勝1敗とか突出した数字を残せる力士がいなかったということか? いや、それは違うよ。そう。単純に周り(全体)のレベルが低く不甲斐なく、その11勝4敗が最高だっただけです。 簡単なんです。 そのプレイヤーのレベルが高ければ、高い数字を残せるという非常に簡単な節理なんです。 そう。単純に周り(全体)のレベルが低く
不甲斐なく、その11勝4敗が最高だっただけです。
その当時を覚えている人、この光景(11勝4敗が最高優勝)を目の当たりにして その当時を覚えている人、この光景(11勝4敗が最高優勝)を目の当たりにして
「全体的にレベルが高いから、残せる数字が低いんだ。すばらしい高レベルだ!」 「全体的にレベルが高いから、残せる数字が低いんだ。すばらしい高レベルだ!」
と思いましたか? 発言しましたか?? と思いましたか? 発言しましたか??
仮に発言して思っていたとしましょう。 仮に発言して思っていたとしましょう。
じゃあ、その全体的に低レベルな年代(場所)が最高にすばらしく、それ以外の場所(年)はレベルが低い ということでよろしいか??? じゃあ、その全体的に低レベルな年代(場所)が最高にすばらしく、それ以外の場所(年)はレベルが低い ということでよろしいか???
イコール現代(15勝全勝が続出する年)でもレベルが低いと言うことになるが、それで話は良いのね? イコール現代(15勝全勝が続出する年)でもレベルが低いと言うことになるが、それで話は良いのね?
ということになります。 ということになります。
いやいや、そんな馬鹿げた話は無いですよ(笑) いやいや、そんな馬鹿げた話は無いですよ(笑)
能力の低い人間は、単純に低い数字しか出せない。低い人間が高い数字が出せるならそもそも鍛錬や訓練の必要性の存在意義問われ、更にはそれらの必要性も皆無になる。 能力の低い人間は、単純に低い数字しか出せない。低い人間が高い数字が出せるならそもそも鍛錬や訓練の必要性が皆無になる。
当たり前のことです。そのプレイヤーの訓練・鍛錬で他より群を抜き 当たり前のことです。そのプレイヤーの訓練・鍛錬で他より群を抜き
高い数字を出し続けることは可能なのですから。 高い数字を出し続けることは可能なのですから。
勿論、プレイヤーは生身の人間なので好不調の波はあるでしょう。 勿論、プレイヤーは生身の人間なので好不調の波はあるでしょう。
とはいえ、客観的に残す数字での判断から とはいえ、客観的に残す数字での判断から
レベルが高い=残す数字は高い レベルが高い=残す数字は高い
レベルが低い=残す数字は低い レベルが低い=残す数字は低い
ということはモノの理であって不変な要素である。 ということはモノの理であって不変な要素である。
レベルが全体的に低い状況(全体の数字が低い状況)で「レベルが高い」と発言する(思う)こと自体、あまりにも無理があるということで話はおしまいです。 レベルが全体的に低い状況(全体の数字が低い状況)で「レベルが高い」と発言する(思う)こと自体、あまりにも無理があるということで話はおしまいです。
結論 結論
現代のほうをレベルが高いと発信(吹聴)するのであれば現代のプレイヤーが客観的に昔の数字を塗り替えなくては何の証明にもならないし全体的に数字が低い現代で「レベルが高いからだ」というのは子供の言い訳にも満たないレベルということです。 現代のほうをレベルが高いと発信するのであれば
現代のプレイヤーが客観的に昔の数字を塗り替えなくては何の証明にもならないし
全体的に数字が低い現代で「レベルが高いからだ」というのは子供の言い訳にも満たないレベルということです。
おしまい。
 
文字数: 2496
空白数: 133 空白込み文字数: 2629
改行数: 377 改行込み文字数: 3006
単語数: 94
文字数: 2279
空白数: 117 空白込み文字数: 2396
改行数: 352 改行込み文字数: 2748
単語数: 90

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