「日記」と「日誌」という言葉の違いについて、続報と謝罪です。
[ Title : モヤモヤする 2017年1月 ]
[ Camera : Minoltaflex ]
[ Lens : CHIYOKO ROKKOR 1:3.5 f=75mm ]
[ Film : Fujifilm PRO160NS ]
日記と日誌
おはようございます。春雨です。
謝罪文章になります。ごめんなさい。
今日の天気は、真っ白な雲が視界一面を覆うような空模様、すなわち曇りでございます。雲の形のディテールが浮かぶわけでもない、これぞ混沌とした純白。
日記と日誌と手帳の違いという記事を書いてからも、しばらく僕の中ではモヤモヤした感情が、この雲のようにうっすらとうずまいていました。
というのも、
自分の記事の中では、「日記は出来事」、「日誌は思考」と定義づけてしまいましたが、デジタル大辞泉によれば、
日記
毎日の出来事や感想などの記録。日誌。日録。ダイアリー。「かかさずに日記をつける」「絵日記」
日誌
日々の出来事などの記録。また、その帳面。「学級日誌」「航海日誌」
出典:デジタル大辞泉
とあるではありませんか。
日記とは、「毎日の出来事や感想」などの記録。日誌とは、「日々の出来事」などの記録。とあります。
「毎日」なのか「日々」なのか「感想」なのか。もうこのような、言葉の重箱の隅を楊枝でつつくような話は、うんざりかもしれませんか、「なんか変だなー」と思って気になっていました。
日記の語源
そもそも「日記」という言葉の語源は?僕のカニみそのような色の脳みそを少しだけひねくり回すと出てくる「日記」と名のつく古いものは紀貫之の『土佐日記』です。なんだっけ?とにかく平安時代の日記です。
ということは、日記は古くからある言葉。としてしまうのは、浅はかでしょうか。うーむ。まぁとりあえず。
日誌の語源
なんと。これがよく分かりません。ちょっとだけWikipedia様のお言葉をお借りいたします。
航海日誌を意味する 英語: logbook は、もともとは測程儀 (chip log) によって読み取った船の速度の記録帳簿を意味していた[要出典]。
今日、英語で「ship’s log (船のログ)」と呼ばれている航海日誌には、この他にも様々な種類の情報が盛り込まれており、船舶や潜水艦に関する運行データの記録として、天候、日常業務が行なわれたり突発的な出来事が発生した時刻、乗組員の交代や寄港場所の日時などが記される。航海日誌への書き込みは、伝統的航海術には必須であり、少なくとも毎日1回以上、記入しなければならない。
もともと航海日誌を意味した 英語: logbook は、やがて他の様々な営みに関しても用いられるようになり、
また、我々が普段接している「ブログ」は、「web(を記録する)Logbook」を指すネットスラングが普通名詞化したものである。
ログは「航海日誌」 (logbook) を語源とする用語であり、動詞として使う場合は「航海日誌に記録する(航海記録を取る)」という意味であり、1820年代ごろに生まれたとされている。航海日誌を logbook と呼ぶようになったのは、船の速度を測るのに丸太 (log) に一定間隔に結び目のある縄を括り付けて浮かべたことに由来する(ノット参照)。
ここから想像するに、日誌という言葉は「logbook」という概念の言葉が日本に輸入された時にできた、当て字による熟語なのではないかと、たぶん。
ようするに、「日誌=思考」っていう要素はどこにも存在していないことになります。
どうしてこうなった?
元のネタは、『3週間続ければ一生が変わる』という書籍の中に隠されています。ロビン・シャーマという人が書いた本を北澤和彦さんが翻訳している北米カナダで100万部のベストセラー。
この本の中に「日記ではなく、日誌をつける」という項目があって、
日誌と日記とは違います。日記にはいろいろなできごとを記録しますが、日誌は、そういったできごとを分析し、評価する場所です。日誌をつけていれば、なにをするか、なぜそれをするのか、自分のしたことからなにを学んだかを考えるようになります。
『3週間続ければ一生が変わる』
と、書いてあります。
あれ?なんか違う。
ひょっとして、これって、diaryとjournalとrecordとlogとnoteの概念がごちゃ混ぜになってる?翻訳が行われた結果、どの日本語が意味として適切に対応するのかが、あいまいになってるのかなぁと。
ということでございます。
日記と日誌と手帳に関する記事の、日記と日誌と手帳に関する言葉の定義がごちゃ混ぜでございます。
そして、何より、僕はよく分からない理解できていない状態で、分かった風に記事にしていました。ごめんなさい!!!!
そもそも、よく考えてみると、手帳に関しても、整備手帳という言葉があったり、お薬手帳という言葉があったり、母子健康手帳という言葉があったりします。
スケジュール管理だけではなくて、身分証明という使われ方もあるんですよね。
そういうことでございました。
ちょっと賢くなった。