神社ノ野槌。或いは、腹の中には。
●穴の中
壁の中には誰も居ない。
とある神社の境内に、ある日現れた暗い穴。地下深くへと続くその穴の中に何があるのか、何故突然に
このようなものが現れたのか、と調べにもぐった神主は、結局そのまま帰ってこなかった。
ついで、110番の知らせを受けて現場へ急行した警察官の一人が穴へと足を踏み入れたがわずか数十秒で
連絡が取れなくなった。身の安全と穴の深さを探るために腰に括ったロープは、途中で何かに捻じ切られて
五メートルから先は警察官の姿と共に跡形もなく消えうせた。
首を傾げつつ、警察官の一人が穴の中へと石を投げ込む。ごろごろと、数秒ほど石の転がる音がして、
次の瞬間にはぴたりとその音は途切れてしまった。
その日、穴へと降りていった神主と警察官は行方不明者の扱いとなり、神社の出入り口は封鎖された。
その話を聞いた極一部の者たちは、神社の境内に現れた不可思議な穴の出現は、人間には対処できない
そのあり方を人とは異にする存在の仕業であると予想していた。
事実、その日の夜に遊び半分で境内へ踏み込んだ中学生数名が、蛇のようにぐねぐね隆起する地面と
唸るような何かの鳴き声を耳にした、と翌日のうちには近隣住人の間で噂されるようになったのだから。
●野槌の腹
「ターゲットは古妖(野槌)。地面に潜って獲物を狙う、でっかいミミズみたいな古妖だね。ところで、これって、飲み込まれた人達はまだ生きていると思う?」
どうかな? と。
小首を傾げて久方 万里(nCL2000005)は問うた。
「言葉は通じそうにないから、倒すか追い払うかしないといけないんだけど、その為にはまず飲み込まれた人の安否を確認しないとだよね? 腹の中に入って確認
するか、それとも釣りあげるか……。ちなみに、境内に複数の獲物がいた場合は、数の少ない獲物、孤立している獲物から優先して狙うみたいね」
釣りあげてみるまで、その全貌は定かではないがかなりの巨体であることは間違いないだろう。
腹の中がどうなっているかは不明だが、少なくともロープ程度のものであれば喉のあたりで切断できるようだ。
「野生味に触れる古妖だから、一撃の威力が高いのね。だから、相手は1体でも油断はできないかな」
万里の口から説明された主な攻撃の手段は3つ。
1つは巨体を活かした体当たり。
もう1つは飲み込んだ土の塊を散弾のように吐きだす遠距離攻撃。
もう1つは、毒性の粘液を吐きだす攻撃。
「注意しないと、[ノックバック][負荷][毒][麻痺]の状態異常を受けることになるよ」
境内の広さは、小さめのグラウンド程はあるだろうか。
野槌の潜んでいる場所は、大きな穴が空いているので発見にはさほど労力を必要としないだろうが、常に土中にいるため全貌は不明である。
「まずは飲み込まれた人達の安否確認、野槌の生態調査からかなー?」
なんて、言って。
万里は仲間達を送り出すのだった。
壁の中には誰も居ない。
とある神社の境内に、ある日現れた暗い穴。地下深くへと続くその穴の中に何があるのか、何故突然に
このようなものが現れたのか、と調べにもぐった神主は、結局そのまま帰ってこなかった。
ついで、110番の知らせを受けて現場へ急行した警察官の一人が穴へと足を踏み入れたがわずか数十秒で
連絡が取れなくなった。身の安全と穴の深さを探るために腰に括ったロープは、途中で何かに捻じ切られて
五メートルから先は警察官の姿と共に跡形もなく消えうせた。
首を傾げつつ、警察官の一人が穴の中へと石を投げ込む。ごろごろと、数秒ほど石の転がる音がして、
次の瞬間にはぴたりとその音は途切れてしまった。
その日、穴へと降りていった神主と警察官は行方不明者の扱いとなり、神社の出入り口は封鎖された。
その話を聞いた極一部の者たちは、神社の境内に現れた不可思議な穴の出現は、人間には対処できない
そのあり方を人とは異にする存在の仕業であると予想していた。
事実、その日の夜に遊び半分で境内へ踏み込んだ中学生数名が、蛇のようにぐねぐね隆起する地面と
唸るような何かの鳴き声を耳にした、と翌日のうちには近隣住人の間で噂されるようになったのだから。
●野槌の腹
「ターゲットは古妖(野槌)。地面に潜って獲物を狙う、でっかいミミズみたいな古妖だね。ところで、これって、飲み込まれた人達はまだ生きていると思う?」
どうかな? と。
小首を傾げて久方 万里(nCL2000005)は問うた。
「言葉は通じそうにないから、倒すか追い払うかしないといけないんだけど、その為にはまず飲み込まれた人の安否を確認しないとだよね? 腹の中に入って確認
するか、それとも釣りあげるか……。ちなみに、境内に複数の獲物がいた場合は、数の少ない獲物、孤立している獲物から優先して狙うみたいね」
釣りあげてみるまで、その全貌は定かではないがかなりの巨体であることは間違いないだろう。
腹の中がどうなっているかは不明だが、少なくともロープ程度のものであれば喉のあたりで切断できるようだ。
「野生味に触れる古妖だから、一撃の威力が高いのね。だから、相手は1体でも油断はできないかな」
万里の口から説明された主な攻撃の手段は3つ。
1つは巨体を活かした体当たり。
もう1つは飲み込んだ土の塊を散弾のように吐きだす遠距離攻撃。
もう1つは、毒性の粘液を吐きだす攻撃。
「注意しないと、[ノックバック][負荷][毒][麻痺]の状態異常を受けることになるよ」
境内の広さは、小さめのグラウンド程はあるだろうか。
野槌の潜んでいる場所は、大きな穴が空いているので発見にはさほど労力を必要としないだろうが、常に土中にいるため全貌は不明である。
「まずは飲み込まれた人達の安否確認、野槌の生態調査からかなー?」
なんて、言って。
万里は仲間達を送り出すのだった。
■シナリオ詳細
■成功条件
1.飲み込まれた一般人の安否確認
2.野槌を撃破、或いは退去させること
3.なし
2.野槌を撃破、或いは退去させること
3.なし
今回のターゲットは、一般人2名を飲みこんでいるため戦闘前に調査が必要となります。
では、以下詳細。
・場所
神社の境内。グラウンド程の広さがあり、その何処かに野槌は潜んでいる。
隠れる場所は基本的には存在せず、唯一社のみが遮蔽物として機能する。
また、野槌は境内から外に出ることはないようだ。
境内外からの攻撃は、著しく命中率が低下するので注意が必要。
・ターゲット
古妖(野槌)
神社の境内、その土中に潜む巨大なミミズのような古妖。
土中に潜んでいるため、その全貌は不明。人一人程度なら丸のみにできるほどに口が大きいことは確認できている。
現在、一般人2名を飲みこみ土中に潜伏中。
会話は成立しないであろうことが予想されている。
目や鼻、手足の有無は今の所見確認。
【体当たり】→物近貫2[ノックB]
巨体を活かした体当たり。
【土塊】→物遠列[麻痺]
飲み込んだ土塊を散弾のように吐きだす攻撃。
【粘液】→特近単[毒][負荷]
毒性の粘液を吐きかける攻撃。
状態
相談中
相談中
報酬モルコイン
金:0枚 銀:1枚 銅:0枚
金:0枚 銀:1枚 銅:0枚
依頼出発日時
2017年02月10日08:30
2017年02月10日08:30
相談日数
7日
7日
参加費
100LP[+予約50LP]
100LP[+予約50LP]
参加人数
0/8
0/8
納品予定日
2017年02月18日
2017年02月18日
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