松山で23・24日
考えようサイバー攻撃対策、シンポ・セミナー開催
2017年2月8日(水)(愛媛新聞)
多様な機器をインターネットにつなげる「モノのインターネット(IoT)」時代のサイバー攻撃対処策を考える「サイバーセキュリティシンポジウム道後2017」が23、24の両日、松山市道後公園の子規記念博物館などで開かれる。
12年から実施しており、愛媛大や愛媛CATV、総務省などでつくる実行委員会が主催。同省の今林顕一政策統括官が「総務省におけるサイバーセキュリティ政策に関する最新の動向」と題して基調講演し、通信事業会社の担当者や研究者も登壇する。
23日のシンポの後には意見交換会のほか、ナイトセッションがある。ナイトセッションでは、自治体のサイバー攻撃対策や、ネットに接続してサービスを提供する「コネクテッドカー(つながる車)」のセキュリティーなどを話し合う。
定員400人でシンポは無料。意見交換会とナイトセッションは参加費1万円で、実行委のホームページ(http://www.sec-dogo.jp/)から申し込む。問い合わせは実行委事務局=電話089(906)8004。
サブイベントとして、中小企業を対象とした「SEC道後・サイバーセキュリティセミナー」も開催。23日は警察庁や独立行政法人情報処理推進機構の担当者がサイバー犯罪の現状や、中小企業の対策を解説。24日は、富士通や県警の担当者が講演する。
定員50人で無料。氏名(ふりがな)、会社名、連絡先(電話番号、メールアドレス)、参加日を記入し、実行委のメールsecsem@sec-dogo.jpか、ホームページから申し込む。問い合わせは県警サイバー犯罪対策室=電話089(934)0110(内線3495)。