韓国を揶揄する言葉は多数あるが、最もイメージの悪いものといえば、「性産業大国」ではないだろうか。
長年の汚名を返上すべく、韓国政府が施行したのが「性売買特別法」だ。
同法は、2004年9月23日に施行され、すでに施行10年を超えている。この10年間、韓国国内では風俗店に対する厳しい取り締まりが続いた。
例えば、大田の風俗店は、2009年の263軒から2014年6月までに160軒へと縮小。近年、閉鎖の危機に追い込まれているのは、大邱市中区桃園洞の風俗街だ。日本統治時代に誕生し、100年の歴史を持つ韓国の代表的な風俗街なのだが、地元市民団体らが協力して圧力を加えており、閉鎖は時間の問題とささやかれている。
性産業がGDPの4.1%!?
そもそも韓国の風俗店は、2002年当時、5万軒あまりあったといわれていた。