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5.5インチ級の超小型ゲームPCで名を馳せたGPDが,7インチ級の新型PC「GPD Pocket」を予告。2月15日にIndiegogoでキャンペーンを開始
価格は現在のところ未公表だが,2017年2月15日から,クラウドファンディングサービスの「Indiegogo」にてキャンペーンを開始するとのことなので,少なくともキャンペーン価格はそこで明らかになると思われる。
さて,そんなGPD Pocketはアルミ合金製の筐体を採用しており,本体サイズは180(W)
採用する液晶パネルの解像度は1920
ネットワーク関連ではIEEE 802.11ac対応の無線LANとBluetooth(※バージョン未公開)に対応しており,SIMスロットは持たないとのことだ。
OSはWindows 10とUbuntu 16.04とのこと。現時点だと断言はされていないが,いわゆる「中華タブ」的な製品ではあるので,デュアルブート仕様で出てくる可能性もゼロではないだろう。
ゲーマー向けだったGPD WINとは異なり,GPD Pocketは,一般的なノートPC的な製品であり,とくにゲーマー向けの機能を持つPCではない。ただ,GPD WINよりも画面解像度や内蔵ストレージ,バッテリーのスペックは上なので,Windows 10搭載PCとしての実用性は高いと期待できる。
GPDはプレスリリースで,GPD WINのような携帯機器を好むギークなゲーマーの中には,超小型PCのファンもいて,彼らにとって,タイピングできるサイズのキーボードを備えて持ち運びも容易なGPD Pocketは,魅力的な機器となるだろうと,開発の理由を述べていた。価格次第ではあるものの,GPDの言うところのギークな気質のゲーマーには,響く製品になりそうだ。
●GPD Pocketの主なスペック
- CPU:Atom x7-Z8700(4C4T,定格1.6GHz,最大2.4GHz,L2キャッシュ容量512KB×4)
- メインメモリ:PC3-12800 LPDDR3 SDRAM 4GB
- グラフィックス:HD Graphics(実行ユニット数16基,定格200MHz,最大600MHz)
- ストレージ:SSD(eMMC接続,容量128GB)
- パネル:7インチ,解像度1920×1200ドット,タッチ対応
- 無線LAN:IEEE 802.11ac,Bluetooth(※バージョン未公開)
- 有線LAN:なし
- 外部インタフェース:USB 3.0 Type-C×1,USB 3.0 Type-A×1,Micro HDMI×1,4極3.5mmミニピン(※ヘッドセット用)×1,
- スピーカー:内蔵2chステレオ
- マイク:未公開
- カメラ:未公開
- バッテリー容量:7000mAh
- ACアダプター:出力5V 2.5A
- 公称サイズ:180(W)×106(D)×18.5(H)mm
- 重量:約480g
- OS:Windows 10 Home(※バージョン未公開),Ubuntu 16.04以降
- 価格:未公開
- 保証期間:1年間
徳岡正肇の これをやるしかない!:夢のゲーマー向け超小型PC「GPD WIN」で,いったい何ができるのか
GPD 公式Webサイト(英語)
Indiegogo 公式Webサイト(英語)
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