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 檀家(だんか)から境内の整備費として集めた現金を横領したとして、長野県警は8日、長野市にある「浄円寺」の住職だった無職井上広明容疑者(67)=東京都新宿区高田馬場4丁目=を業務上横領の疑いで逮捕し、発表した。井上容疑者は「寄付してもらったお金だ」と容疑を否認しているという。

 県警捜査2課と長野南署によると、井上容疑者は2013年2月上旬、庫裏の建て替えなど境内整備費用として檀家から集めた現金を管理していた口座から、780万円を別口座に振り込み、横領した疑いがある。14年夏に「東京に行く」と家族に言い残したまま、行方が分からなくなっていた。

 境内の整備が進まず、井上容疑者の行方がわからないことから、檀家らが14年12月、約7200万円を横領されたと刑事告訴していた。