韓国の漁業生産量が44年ぶりに最低水準

韓国の漁業生産量が44年ぶりに最低水準

2017年02月07日06時54分
[ⓒ 中央日報日本語版]
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  韓国近海漁業の生産量が44年ぶりに最低水準を記録したことが分かった。

  6日、韓国海洋水産開発院(KMI)の「動向分析報告書」によると、昨年の近海漁業生産量は92万3000トンで、前年に比べて12.7%減少した。これは1972年以来44年ぶりの最低水準だ。ピークだった1986年(173万トン)と比べると、この30年で半分近く減ったことになる。

  報告書は、水産資源が急減した原因について、中国の違法操業と気候変動を挙げた。中国の違法操業による水産資源の損失は最低でも10万トンから最大65万トンに達するものと推定されている。

  報告書は、中国の違法操業によって、近海水産資源に対する枯渇への懸念はもちろん、漁業主権のき損および韓国政府に対する不信も高まっていて、主権を守るという側面からも強力な対応が必要だと指摘した。
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