2017年2月7日16時53分
福岡管区気象台は7日、阿蘇山(熊本県)の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げたと発表した。最も低いレベル1になるのは2014年8月30日の引き上げ後初めてで約2年半ぶり。
阿蘇市などでつくる阿蘇火山防災会議協議会は、火口からおおむね1キロ圏内への立ち入り規制を続けているが、8日に現地を視察したうえで、今後の方針を決めるという。
気象台によると、阿蘇山では昨年10月の噴火前後に大きかった火山性微動の振幅がおおむね小さい状態で経過。火山ガスの放出量も減少するなど火山活動が低下したとして、噴火警戒レベルの引き下げを決めた。
阿蘇山の噴火警戒レベルは昨年10月8日、中岳第1火口で36年ぶりの爆発的噴火が起き、3(入山規制)に引き上げられた。その後、火山ガスの放出量が減ったなどとして、同12月20日に2に引き下げられていた。
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