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愛知 春闘を前に労使が会談
02月07日 19時05分
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2月中旬から本格化する春闘に向けて、愛知県内の労使の幹部が会談し、労働側がベースアップを求めたのに対して経営側はベースアップにこだわらず、さまざまな方法で賃上げを模索する姿勢を強調しました。
会談には連合愛知と愛知県経営者協会の幹部が20人あまりが出席しました。
はじめに、連合愛知の土肥和則会長が「月例賃金を引き上げることで労働者が安定的に生活を営むことができ、それが経済の自立的成長にもつながっていく」と述べ、ベースアップを求めました。
これに対し、愛知県経営者協会の清水順三会長は「アメリカのトランプ大統領の登場などで先行きが不透明なこともあり、月例賃金に対しての意見は労使で異なる」と述べ、ベースアップにこだわらず、ボーナスも含むさまざまな方法で賃上げを模索する姿勢を強調しました。
春闘は2月中旬から本格化しますが、どの程度の賃上げが実現するかや、長時間労働の是正など働き方改革が進むのかが交渉の焦点となります。
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