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下呂 土びなの展示会

02月07日 12時29分

下呂 土びなの展示会

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明治から昭和にかけて作られた素焼きのひな人形、「土びな」の展示会が岐阜県下呂市で行われています。
土びなは明治から昭和にかけて盛んに作られた、素焼きに色づけをした人形で、素朴な味わいが特徴です。
下呂市の観光施設「下呂温泉合掌村」にある国の重要文化財、旧大戸家住宅の座敷には、赤いもうせんで7段飾りに124点の土びながぎっしりと並べられています。
お内裏様や官女のほか、子どもの健やかな成長や幸せを願って七福神や勇ましい武将の人形も展示され訪れた人たちは、素朴な人形の味わいを楽しんでいました。
この地方では昭和30年代頃まで岐阜県の東濃地方や愛知県の三河地方からやってきた行商人から土びなを買い求めていたということです。
滋賀県から訪れた夫婦は「土の柔らかい表情がいいですね」と話していました。
2月15日以降は別の建物にも展示され、約800体に増えるということです。

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