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16年前の殺人で代理処罰へ

02月07日 10時00分

16年前の殺人で代理処罰へ

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16年前、名古屋市でホストクラブの経営者の男性が車で連れ去られ、遺体で見つかった事件に関わっていたとして、ブラジル人の男2人が現地の検察当局に逮捕・起訴されました。2人をめぐっては日本政府がブラジル側に代理処罰を行うよう要請していて、今後、現地の法律に基づいて裁判が進められる見通しです。
この事件は平成13年9月、名古屋市中区の路上でホストクラブを経営する稲垣春美さん(当時54)がけん銃で腹を撃たれた上、車で連れ去られ、その後、滋賀県内の川で遺体で見つかったもので、これまでに複数の日本人が有罪判決を受けています。
この事件を巡ってブラジルの検察当局は、6日までに、いずれも日系ブラジル人のマルセロ・ヨコヤマ被告(37)と、アレシャンドレ・ミウラ被告(39)の2人を営利目的の誘拐致死の罪で逮捕・起訴したと発表しました。
2人は事件を起こした約3週間後にブラジルに帰国し、日本政府は、去年、ブラジルの法律で罰する代理処罰を行うよう、ブラジル側に要請していて、今後、現地で裁判が進められる見通しです。

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