わせ女なんて呼ばないで。ユニドル日本一から、AbemaTVへ。

わせ女なんて呼ばないで

早稲田大学に入学したばかり。まだ1年生のときに見ず知らずの10人と立ち上げた、早稲田大学公認のアイドルのコピーダンスサークルの名前です。



ただのアイドル好きが集まり結成されたこのチーム。男子生徒から「ワセジョ」というワードでイジられたことをきっかけに命名されました。

まさか、このチームが、大学対抗の女子大生アイドル決定戦「UNIDOL」で、日本一になる日が来るとは。 本当に紆余曲折ありながらも、ただひたすらアイドルに没頭し続けた大学生活でした。

体育会陸上部の退部と、ユニドルとの出会い。

私の自己紹介は

「50メートル5秒台、あなたのもとまで走りたい!」

このキャッチーフレーズから始まります。

高校時代は陸上短距離で、インターハイ・国体に出場。

大学入学直後も体育会の陸上部に入部。大学に入っても、陸上漬けの日々が続くのだろう、と当たり前のように思っていました。しかし、その当たり前は、あっという間に打ち砕かれます。高校まで自由な環境で練習していた私は、体育会の雰囲気とあまりに水が合わず、陸上の道を断念。こうして私の大学生活は、スタートからすってんころりん転んでしまったのでした。

いままで打ち込んでしまったものが、急になくなってしまう空虚感。そんな感情を埋めてくれていたのが、アイドルの存在でした。ハロプロ、AKBグループにiDOL Streetから地下アイドル。時間があれば、ライブや握手会に行き、一生懸命な姿、そしてその溢れんばかりの熱量を脳裏に焼き付けながら毎日を過ごすようになりました。

アイドル好きな私は、体育会陸上部を辞めたあと、ダンスサークルに入ることにします。とある日、アイドルのタオルを持って練習をしているギャルを発見した私。思い切って話しかけ、案の定、意気投合。聞いてみれば、彼女は、自分でユニドルを作ろうとしているところでした。

そんな彼女から声をかけられ、まだ名前すら決まっていないユニドルチームに加入することに。アイドル好きの女子大生が集まる、アイドルのコピーダンスサークル。断る理由はどこにもありませんでした。彼女がのちの「わせ女なんて呼ばないで」のリーダーまりりん。こうして、10名全員同学年、上の代も下の代も一切加入することのないユニドル「わせ女なんて呼ばないで」が誕生します。



徹底的なセルフプロデュースと、大きな結果。

振り返ってみると、ユニドルに加入してから、私のアイドル好きはさらに加速。かなり落ち込む出来事があった大学2年生のときには、イベントで出会ったアイドルに、瞬時に心奪われ、そのグループのCDを150枚購入。その後、握手会のためにと全国を飛び回るまでに。

そんなアイドルに没入する日々のなかで自然と、ユニドルにおけるプロデュース手法をより深く考えるように。アイドルの大会では、ぶりっ子寄りのパフォーマンスをするチームが多いから、私たちはあえて全身緑色のジャージを着たり、白黒に統一された衣装でフォーメーションダンスをしたりして、このグループは異色だという認識のもと、知名度を上げいこう。そう考えて実行しました。

SNSに関しても、755での発信に取り組んだり、YouTubeにはオフ動画をアップしたり、Twitterではユニークな動画コンテンツを定期的に投稿。他のチームがやらない領域に、しっかりと張りました。

そんなユニークな発信や、積極的な学内イベントの出演などを通じて、着実にファンが増えていきました。そして、そのファンのみなさんの応援によって「UNIDOL」予選、本選と勝ち抜き、優勝へ。ついには、早稲田大学総長から、2015年度早稲田学生文化賞を受賞。更にはテレビで密着特番が放送される事態に。本当にゼロの状態から、日々の試行錯誤を繰り返しながら、大きな結果へと繋げていきました。



サイバーエージェント最終選考落ち。株式会社AbemaTV選考へ。

わせ女なんて呼ばないで、はUNIDOLでの優勝後、早稲田祭でのステージを最後に無期限活動休止。メンバー全員が3年生であったため、急に全員就職活動へと切り替わっていったのでした。

切り替わったといっても、私の就活の軸となったのやはりアイドル。実際に自分が心を動かされた経験、心の支えとなった経験から、やっぱり私はアイドルの文化を応援したい、世界に発信したい、と思っていました。だから、就活に関しては、エンタメ業界を中心に見ることに。

そのなかで、もうひとつ軸となったのが「若手でも活躍できる、挑戦させてもらえる環境」であること。若手でもチャンスが与えられる環境の方が経験を積めて、将来できることの幅が広がるのではないかと思っていました。

そういった経緯で、第1志望はサイバーエージェントに。ただ、蓋を開けたら、最終選考落ち。かなり落ち込みました。もう入れないんだろうな。そう思っていたときに株式会社AbemaTVの採用選考があることを知り、受けることに。

まさに背水の陣。そこからは、ひたすらサイバーエージェントの選考対策。毎日GDの練習をしたり、OB・OGのところに話を聞きに行ったり、関連ニュースには全部目を通したり。とにかく、できることは何でもやりました。そうした努力が実ったのか、8月2日にAbemaTV番組制作採用第1号として内定をいただき、その場で、すぐに内定者バイトをする意思表示をしました。そして8月14日にはもうAbemaTVで内定者バイトをスタート。

いまは音楽ライブの放映に関する部署で働いています。1週間に1度は足を運ぶほどライブが大好きな私にとっては、まさに理想の環境。いまの目標は「昨日AbemaTVで○○見た?」という会話が聞こえてくるくらい、AbemaTVを新たなマスメディアとして確立させること。そのために、まずは内定者のなかで一番数値が稼げる存在に。そしてエンタメで人の元気の源を作り続けられる存在になりたいと思っています。




取材・原稿:前田遼介(17内定者)

株式会社サイバーエージェントでは一緒に働く仲間を募集しています
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