こんにちは。歯科衛生士のナカタ コマチです。
歯科医院で働いておりますといろんな方に出会います。
きょうは、最近いらっしゃる「ゆかいな患者さん」のお話しをしてみたいと思います。ごゆるりとお楽しみください(^^)
スポンサーリンク
スイーツ寺西さん
その方はふっくらとした体型の、いつもニコニコしながら医院に来られる50代前半の男性です。
甘いものが大好きで、糖尿病を患っていらっしゃいます。
そして医院に来られる時はいつも、甘いものを差し入れとして持ってきてくれるのです。
あるときはどら焼き、あるときはチョコレートの詰め合わせ、あるときは女子顔負けのおしゃれマカロン……守備範囲もとても広いです。
わたしたちスタッフはその方を敬意を込めて「スイーツ寺西さん♡」(仮名)と呼んでいます。
(スイーツ寺西さん)
「きょうはコンビニのシュークリームにしたんだけど…(ニコニコ)。あそこの◯◯マート、あんまり数おいてなくて、ひとり2個ずつしかないんだけど…ごめんねぇ…(ニコニコ)」
(スタッフ)
「いえいえ(汗) じゅうぶんです! (ひとり2個なんて…)ありがとうございますっ」
(先生)
「次回はどうぞ手ぶらで来てくださいね!」
そして休憩時間に、わたしたちはそのシュークリームをありがたく、おいしくいただくのですが……でも……でも
そうです。スイーツ寺西さんの歯、
やっぱり虫歯だらけなんです (ToT)
そしてわたしは今日も、優しくニコニコほほえむスイーツ寺西さんに、歯みがき指導とおやつの食べ方について力説するのです…。
(シュークリーム2個とかダメですよ〜〜、あとダラダラ食べもぜったいNGですからね!!)
怖がりNさん
来院される患者さんの中には、とっても怖がりな方もいらっしゃいます。(とくに男性に多いです。)
わたしの働く歯科医院の先生は女医さんだから、よけいに甘えたくなっちゃうのかもしれません。
40代なかばのNさんも、身体の大きな男性です。
(先生)
「この歯、麻酔して治療したほうがいいかもしれませんねぇ」
(Nさん)
「えっっ!」
(先生)
「なにか?」
(Nさん)
「いえ。っていうか、いや、はい…わかりました…(シュン)」
(先生)
「じゃ、いきますねー」
チクッ。
(Nさん)
「ぅ…ぅう〜〜〜……ん」
(スタッフ)
「(いつも漏れるこの声に、苦笑 ^^;)」
別の日、Nさんは小学校3年生の娘さんと一緒に来院されました。
(先生)
「Nさん、今日も麻酔しますけど…大丈夫ですか?」
(Nさん)
「……はい」
そのとき、近くで見ていた娘さんが一言。
(娘さん)
「パパ、ガンバって!」
(麻酔)チクっ。
(Nさん)
「ぅ……………」
指はすこし震えていましたが、いつも麻酔の時にでてしまうあの声は必死にこらえていました!!
その日の休憩時間、スイーツ寺西さんからいただいた甘いものを頬張りながら、あらためて「娘のチカラ」に感嘆したわたしたちスタッフでした。
お目目パッチリさん
あなたは歯科医院で治療をしているとき、目は開けていますか?閉じていますか?
わたしが担当する患者さんのほとんどは目を閉じて治療を受けられます。
ですが、割合にして0.5%ぐらい、ごくごく一部の方は目を開けたままで治療を受けられるのです。
いえ、どっちでもいいんですよ。開けたままでも閉じてても。
閉じてると不安だって方もいらっしゃるし、みずから自分のハンカチ持参で目をおおって治療を受ける方もいらっしゃるぐらいですので。
どちらでも、いいのです。
いいのですが…
顔、かなり近いんですよね ^^;
やっぱり、気になるんです。
歯石取りしてる間、ずーっとわたしの顔をみている方もいらっしゃいます。
気づかないふり、歯石取りに集中しているふりをしますが、、じつはとても気になってます!
できれば。
できればでいいんです…
無理しなくてもぜんぜんいいのですが…
目は閉じていただけると助かります m(_ _)m
おわり。
【あわせてどうぞ♡】
スポンサーリンク