村瀬信也
2017年2月7日16時55分
将棋ソフトによる不正を指摘された後、疑いが晴れた三浦弘行九段(42)が7日、13日の復帰戦を前に記者団の取材に応じた。三浦九段は「私がシロだという判定も出たが、その報道を見ていない人もいる。世間一般の方にも冤罪(えんざい)だったと知ってもらいたい」と話した。
三浦九段は13日、竜王戦の予選で羽生善治三冠(46)と対戦する。昨年10月、日本将棋連盟から年内の出場停止処分を受けたため、約4カ月ぶりの対局となる。
三浦九段は処分後、将棋の研究が一切できなかったと明かし、「先週、騒動の後、初めて駒に触った。まだ。1週間近くあるので、集中して勉強したい」と語った。
対局での自身の指し手がソフトの手と一致していると指摘され、その後処分を受けたことに触れ、「もうこういうことはごめん。(疑われることのないよう)対局前、職員にボディーチェックをしてもらうなどして欲しい」と要望した。処分に伴って自らが被った金銭的な補償については、「弁護士に任せている」と述べた。
取材は東京都渋谷区の将棋会館で行われた。取材の前、6日に就任した佐藤康光会長(47)、青野照市専務理事(64)と面会し、謝罪を受けたという。(村瀬信也)
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